「あとちょっと」が命取り。時間管理の甘さがもたらすデメリット

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商談ではきちんと約束が守れるのに、社内での会議や打ち合わせでは遅れることを何とも思わない方、意外と多いようです。しかし、そのルーズさが利益を削っているとしたら…。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、時間管理の甘さが引き起こすデメリットを記しています。

時間感覚が甘い人

「30分くらい時間もらえる?」と言って平気で1時間、2時間と時間を費やすような人がいます。当初予定していた時間を大幅に過ぎても気にも留めないような人です。こういう時間についての感覚が甘い人は、それがどういう状態をもたらすのかをよく考える必要があります。

販売の現場は、常に時間との戦いです。接客にかかる時間は、お客様との会話量や状況にもよりますが、1回の接客に時間がかかり過ぎると別のお客様を接客する時間を失います。もし、別のお客様を接客できていたら売上が上がる可能性があったのに、そのチャンスを失うことにもなります。だから接客は短くすべきという話ではないのですが、なるべく多くのお客様を接客できるように、常に時間は意識しておかなければいけないわけです。

時間感覚が甘い人は、それがよくわかりません。なので、自分がどれだけチャンスロスを起こしているか、それが周りのスタッフや店全体にどんな影響を及ぼしているかがわからないのです。

もし、マネージャー職の人の時間感覚が甘いと、冒頭に書いたようなことが起こります。すると、30分で終わる予定だったものが、何倍も時間がかかってしまって、本来店頭に立てていたはずの時間を失うことになります。場合によっては、他に予定していた仕事ができなくなってしまって、残業になってしまうこともあるでしょう。

さらに、自分が時間を浪費していることに気づいていないので、他の人の時間も平気で奪っていきます。「この時間空けといて」と言っていたから、言われた人は時間を空けていたのに、「別でやることができたから」と、平気で約束を反故にするのです。言われた側の人は、その時間で他の仕事ができたかもしれない上に、また別で時間調整をしなければいけなくなり、二重の時間を割く必要が生まれます。これらが積み重なっていくにつれ、売上は上がらなくなっていきますし、人件費も労力も浪費していってしまいます。

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