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年金受給額、4人に1人は月5万円未満の衝撃。「自助努力」で生きていけない高齢者を見殺しにする社会がやってくる=鈴木傾城

国民年金で老後が暮らせるようになる時代は絶対に来ない。政府は最低限の生活は国民ひとりひとりの自助努力によって達成すべきであり、国民年金はそれを補助するためのものと考えている。「国民年金で少しくらいは補助はするが、最低限の生活は自分で何とかしろ」というのが国の立場である。(『 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 』)

【関連】日本国民はまるで政府のATM。給料の半分近くを税金と社会保険料で毟り取り、30年の失政のツケを私たちに払わせている=鈴木傾城

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プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)
作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、主にアメリカ株式を中心に投資全般を扱ったブログ「フルインベスト」を運営している。

年金受給額、4人に1人は月5万円未満

2000年以降、日本は非正規雇用者が爆発的に増えて雇用が安定しない社会と化したが、それによって厚生年金に加入していない人が増えている。こうした人は老齢基礎年金(国民年金)のみで老後を生きていくことになる。

しかし、国民年金は40年間の全期間を払っても約月6万5,000円なので、これで生きていくことは今の日本では厳しい。

そもそも40年間の全期間を払っていない人も多く、国民年金の受給額が月5万円に満たない人は全体の26.4%も存在する(厚生労働省『令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況』)。すなわち、4人に1人は月5万円未満なのである。

もし、住んでいる家が持ち家でないのであれば、家賃を延々と支払っていく必要がある。月6万5,000円であれば家賃にも足りないか、足りたとしても生活費は出せない。

年金で暮らせないのであれば、なけなしの貯蓄の取り崩して老後を細々と生きていくことになる。

老いて仕事ができなくなった段階で一気に「極貧」

非正規雇用は日々の暮らしもギリギリだった人が多い。そのため、貯金もそれほどあるわけではない。とすれば、客観的に見ても非正規雇用者で人生を暮らしていた人は、老いて仕事ができなくなった段階で一気に「極貧」に転がり落ちる確率が高い。

これが現在の日本の底辺で深刻化している高齢者の貧困問題となって、今後はこれが日本最悪の社会問題と化していくだろう。

では運良く厚生年金に加入していた人は悠々自適なのかと言えば、まったくそうではない。厚生年金が月10万円に満たない人は男性10.4%、女性48.5%である。

やはり年金では老後の生活が成り立たない高齢者がかなりいる。そのため、政府は「一億総活躍時代」とか言って高齢者にも労働するように奨めているのだが、高齢者の場合は給料は驚くほど低いものになってしまう。

しかも、体力や気力の関係でフルタイムで働けるわけもない。そんな中、2022年からは物価も上昇しているのだが、物価の上昇は年金生活者の逼迫をより深刻なものにしてしまうのである。

なけなしの貯金は、想定以上のスピードで消えていくだろう。

Next: 70代になる頃には貯金も消え、年金で細々と生きていく



70代になる頃には貯金も消えて年金で細々と生きる

政府は「老後資金に2,000万円を用意しろ」と言う。しかし、65歳以上・2人以上世帯の貯蓄額は中央値で見ると1,588万円である(総務省:家計調査報告−貯蓄・負債編 令和3年 平均結果 2人以上の世帯)。

貯金の取り崩しが月10万円とすると、年間で120万円が消えていくことになる。10年で1,200万円が消える。13年目には貯金は払底してしまう。

そもそも、この1,588万円の中央値というのはあくまでも平均であって、実際には中央値ほどの貯金を持っていない世帯の方が多い。それどころか、500万円もないという高齢者もザラにいる。

その場合、貯金の取り崩し額は極限まで切り詰められて貧困生活が続くことになるのだが、どのように節約しても70代になる頃には貯金も消えて、まったく足りない年金で生きるか死ぬかの極貧に直面せざるを得ない。

このような「何も持たない高齢層」が1,000万人以上の単位で出現するのがこれからなのだ。

「マイホーム」が足かせになることも

では、不動産などの資産を持っている高齢者は他人事なのかと言えば、そうとも言えないのが、今の日本社会である。

日本の高齢層は今もまだ不動産が役に立つ資産だと思っている人もいるのだが、今後の少子高齢化時代を考えると、不動産はよほどロケーションに恵まれた場所でないと資産にならない可能性の方が高い。

特に地方の惨状は目を覆うばかりで、不動産はまったく資産にならず〝負動産〟と自嘲されている。30年も住宅ローンを組んでやっとそれが自分の物になったとき、資産価値の消えた土地とボロボロの建物がそこに残されているだけになる。

バブル期、都内から2時間以上も離れたマンションを買った人々も、ローンが終わる頃はマンションが老朽化し、改修費が出せないことで「スラム・マンション」となってしまうような場所も出てきている。

さらにバブル期に建てられたリゾート・マンションも人口減と老朽化によって見捨てられており、今や50万円以下で売っているようなマンションすらもある。

不動産を売ったら現金が作れると思って買った不動産も価値を失うのが成長もなくし、子どももなくした日本の現状である。

このままでいくと今後の日本は極貧の高齢者で埋め尽くされる国となる。あまりにも絶望的な状況だ。

Next: 国は何もしてくれない。日本の底辺で高齢層の貧困が広がっていく



日本政府は何もしてくれない

今さら日本政府に、何とかしろと言っても無駄だ。日本政府はバブル崩壊以後30年、まったく何もできなかった。

この30年の大半の政権を担ったのが自民党だが、日本国民は何も解決できない自民党に相変わらず選挙で勝たせている。とすれば、何もできない状況はこれからも続くと考えるのが常識だ。

国民年金を増やせと叫んでも、自民党は何もしないだろう。

もはや国民年金は「単なる生活の補助」であり、老後を支えるものではなくなった。それは国民の最低限の生活を保障しない。そんなもので生活できないというのは、すべての日本人が現実として受け入れるべきだ。

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日本の底辺で高齢層の貧困はどんどん広がっていく

国民年金で老後が暮らせるようになる時代は絶対に来ない。

政府は最低限の生活は国民ひとりひとりの自助努力によって達成すべきであり、国民年金はそれを補助するためのものと考えている。

「国民年金で少しくらいは補助はするが、最低限の生活は自分で何とかしろ」というのが国の立場である。今後、政府は「自助努力」という言葉を頻発するようになっていくはずだが、この自助努力というのは「自分で何とかしろ」という突き放しなのである。

それだけではない。政府はここ30年で日本を経済成長させることに失敗し、内需を拡大することもできなかったのだが、そのツケを増税・社会保険料の値上げで国民に押しつけているのだ。

消費税はひたすら上がっていくばかりだが、消費税以外の税金もじわじわと上げられている。そして、社会保険料もまた値上げされるばかりである。

政府は日本国民から収奪していると言っても過言ではない。

手取りが減って物価が上がる中で、税金や社会保険料を上げて収奪を図るのだから、日本政府はもはや「国民の敵」であると言ってもいいのではないか。

Next: いずれ社会が増える高齢層を抱えきれなくなる日はくる



子どもに頼るどころか、年金と貯金を子どもが一緒に食いつぶす

そうした状況なのだから、日本の底辺で高齢層の極貧はどんどん深刻化する。年金が足りないうえに、政府そのものが国民の収奪に狂っているのだから、ほとんどの高齢者は不安しかない。

政府は頼れない。では、誰か頼れる人はいるのか。自分の子どもなら頼れるのか?

子どもも非正規雇用が広がって収入が不安定になり、失職しやすくなったり仕事そのものが見つからなくなったりするので、「老いたら子どもに面倒をみてもらう」という昭和時代の発想もアテにならなくなった。

今の社会は逆に子どもそのものが経済的に負の存在になるケースも増えた。子どもがいつまで経っても自立できず、自宅に引きこもって外部との接触を断ったりする「ひきこもり」が百万人単位で出現している。

子どもに頼るどころか、年金と貯金を子どもが一緒に食いつぶす。

いずれ社会が増える高齢層を抱えきれなくなる日はくる

すでにこうした問題は8050問題と呼ばれているのだが、これからは9060問題になって深刻度を増すだろう。

さらに高齢化が進むことによって介護が必要な高齢者だらけになるのだろうが、貯金不足で施設に入れない高齢者が放置される状態になる。

現在、生活保護の受給者はうなぎ登りに増えているが、その要因は貯金がなくなった極貧高齢層の存在がある。こうした極貧の高齢層がさらに増えていくのだから、生活保護受給者はもっと膨らんでいく。

生活保護に頼りたくないという高齢層も多いが、困窮の度が深まると背に腹はかえられない状況になる。しかし、生活保護の財源も無限ではないので、間口はどんどん狭くなっていくだろう。

いずれ、社会は増える高齢層を抱えきれなくなる日がくる。そうすると、「自助努力」で生きていけない高齢層を見殺しにする社会が生まれても私は驚かない。

莫大に増え続ける極貧高齢者の問題は、より深刻化して日本社会を陰鬱にする。

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2022年8月配信分
  • 2022年は生活をダウングレードし、安いジャンクフードでも食って寝ていればいい(8/28)
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2022年7月配信分
  • 社会情勢は十分に悪化しつつある。あなたは波乱の空気を感じ取れているだろうか?(7/31)
  • 日本政府が信用できないと思う人は、そろそろ日本政府を見捨てる準備をしておけ(7/24)
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  • 安倍晋三という巨大な存在が消えて、これから日本経済がどうなるのかを考えよ(7/10)
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2022年6月配信分
  • 暴落の足音。そろそろ次の暴落のことや、その時の戦略のことを考える時期に来た(6/26)
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2022年5月配信分
  • ヤバい時代がやってくる。ひとりひとりの人格を尊重する社会は地獄を生み出す(5/29)
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2022年4月配信分
  • 株式の暴落の合図は点灯したので、心して次のショックを迎える心の準備が必要だ(4/24)
  • 資本主義の社会でしたたかに生き延びたかったら、視点をこのように切り替える(4/17)
  • 逆イールドが発生すると株式市場で起こることを理解して、パニックにはなるな(4/10)
  • 最終的には、国家の衰退は円安を進行させる。だから、今こそすべきことがある(4/3)

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2022年3月配信分
  • 円安によってどんどん物価上昇が鮮明になっていくが、円安で狂喜乱舞する人とは?(3/27)
  • 【号外】新著『亡国トラップ ─多文化共生─』発売中! 多文化共生は亡国に至る罠(トラップ)ではないのか?(3/21)
  • 世の中の混乱が深まっている中、「自分の身は自分で守る」ための30項目を改めて振り返る(3/20)
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  • 金融経済も実体経済も悪化して波乱の真っ只中。しかし勘違いしてはいけないこと(3/6)

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2022年2月配信分
  • 不況の時代は不況に合わせた生き方に転換せよ。それが合理的なライフスタイルだ(2/27)
  • 今は何もしないで、もがいていた連中が討ち死にするのをのんびり見ながら過ごせ(2/20)
  • 「インフレ=経済成長」と勘違いするな。日本社会がそうならないのは理由がある(2/13)
  • 経済状況が悪化したら真っ先に首が絞まるのは誰か? 生き残る戦略とは何か?(2/6)

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2022年1月配信分
  • 能力のない人間は死ねと言っているような社会で実体経済も金融経済も悪化している(1/30)
  • 今後の数ヶ月、株式市場も実体経済もどんどん悪化するのに何をするというのか?(1/23)
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2021年12月配信分
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2021年11月配信分
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2021年10月配信分
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2021年9月配信分
  • 頭が良い人間「だけ」が超絶的に得する今の資本主義社会で生き延びる方法(1)(9/26)
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  • なぜ野良犬の鈴木傾城は、ぶらぶらしながら経済的に困窮しなかったのか(2)(9/12)
  • なぜ野良犬の鈴木傾城は、ぶらぶらしながら経済的に困窮しなかったのか(1)(9/5)

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2021年8月配信分
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2021年7月配信分
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2021年6月配信分
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2021年5月配信分
  • 20年間せっせと定期定額積立投資できるなら、バクチしなくても資産は増える(5/30)
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  • 3250万円で自分の分身1個が買えるという事実は資本主義の基礎知識である(5/16)
  • 投資は資産を増やすのが目的なのだが、金に飢えた瞬間に成功は遠のいていく(5/9)
  • 結局、3つの僕《しもべ》に命令して資産を増やしている人が勝ち組になっていく(5/2)

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2021年4月配信分
  • M1チップを見よ! Appleはユーザーだけでなく長期投資家にも注目に値する企業(4/25)
  • ハイリスク・ハイリータン。そこに長くいればいるほどハイリスクの毒が回る(4/18)
  • 銀行に100万円定期預金して金利は20円。それでも国民の半分は何とも思っていない(4/11)
  • 誰もが軽視するが大事なこと。「感情のコントロールは利益を生む」という事実(4/4)

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2021年3月配信分
  • 中国なんかどうでもいい。新興国も気にしなくてもいい。アメリカに賭けよ(3/28)
  • 自分に賭けるよりもビッグブラザーに賭ける方が勝てるなら、私は自分に賭けない(3/21)
  • 一生懸命に働いたら報われるという認識は嘘八百だ。それを信じると人生が詰む(3/14)
  • ちっぽけな起業家から、大企業に働いてもらう側に立場をスルリと入れ替える(3/7)

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2021年2月配信分
  • 株式崩壊は、浜矩子みたいな人間が警告しようがしまいが何らかの形で必ず来る(2/28)
  • 株式市場が過去最高の高値圏にまで上昇している。「そろそろか」と思う局面(2/21)
  • 株式を保有している人は、こんな時期に「資産が増えた」など大声で言わない(2/14)
  • 時代は変わっても自分の性格は変わらない。ここを間違えたら一生苦しむ(2/7)

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2021年1月配信分
  • 生き方を変えるなら今しかない。2020年代は「個」で待遇も賃金も変わっていく(1/31)
  • バイデン政権で最も注視すべきなのは国防長官ロイド・オースティンである理由(1/24)
  • 阪神・淡路大震災の教訓。100%来る「次の巨大地震」で投資家がすべきこと(1/17)
  • プラットフォームを掌握する巨大メガテックが自国の大統領をも粉砕する時代(1/10)
  • 働くことは生き甲斐につながるが、必ずしも豊かさにつながるわけではない(1/3)

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2020年12月配信分
  • 2021年は前半は慎重に動いて、後半からどんどん追い込んでいくのが良い理由(12/27)
  • 「弱者の不幸は蜜の味」。災厄はなぜ強者にとってはおいしい局面になるのか(12/20)
  • 今年の冬を経済的に乗り切れない人がどうなるのか、よく見つめておくべきだ(12/13)
  • 「金に興味がない」から、労力を使わないで金を増やす方法を採用している(12/6)

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2020年11月配信分
  • 私たちも、竹中平蔵のように甘い汁を吸わなければ生きていけない世の中なのだ(11/29)
  • 現代社会は「資本主義」ではないということを認識すれば容易に生き残れる(11/22)
  • バイデン政権が甘ければ、中国企業がグローバル化を乗っ取ることもあり得る(11/15)
  • トランプ大統領は終わって、バイデン大統領の時代になる。相場もまた変わる(11/8)
  • 大混乱の中、いよいよ11月がやってきた。今こそ社会の動きに瞠目し決断せよ(11/1)

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2020年10月配信分
  • 起業家にならなくても、孫正義や三木谷浩史や柳井正を利用する生き方もある(10/25)
  • 稼ぐために悪人にならなくてもいい。合法的に金が転がり込んでくる場所がある(10/18)
  • 狂った猿の作り方。徹底的に人間を依存症に追い込むのがパチンコという世界(10/11)
  • もう一度よく考えてみよう。コロナで世の中はまったく違ったものになるのか?(10/4)

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2020年9月配信分
  • 国民に都合の良い政策など実現しない。悪い政策の方が実現する。それが現実(9/27)
  • 起業しないで起業家と同じようなスリルと大きな利益を手に入れる方法がある(9/20)
  • 波乱の相場。これから3ヶ月、何が起こるのか誰にも分からない中で生き残る(9/13)
  • ポートフォリオが自分のリスク許容度に見合っているか点検するのは悪くない(9/9)
  • 「自分はどこまでリスクが取れるか?」で何も持たない人間の運命が変わる(9/6)

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2020年8月配信分
  • 安倍政権を「賞味期限切れ」にしてしまった要因と、アメリカ大統領選挙の行方(8/30)
  • ジョー・バイデンが大統領になる前提で、投資家はすでに新たな動きを起こしている(8/23)
  • コロナによって、超巨大ハイテク企業はより独占的・支配的・持続的になった(8/16)
  • MMT(現代貨幣理論)やベーシックインカムが声高になれば、ここに投資しろ!(8/9)
  • コロナ時代には、政府がばらまく金を投資で自分に引っ張り込むことが重要に(8/2)

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2020年7月配信分
  • 難しい時代は何もしない。バクチ銘柄を扱わない長期投資家は高みの見物でいい(7/26)
  • ジャック・マーも保有株を売り、バフェットも買わず、ゴールドは上がる時代(7/19)
  • 「コロナだろうが何だろうが、しっかり会社を経営しろ」と叫んだら起こる地獄(7/12)
  • コロナによる世界的な混乱で一筋縄ではいかない状況。正解はまだ分からない(7/5)

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2020年6月配信分
  • うまく生きたければ、早く仕事もライフスタイルも投資も非接触系に転換しろ(6/28)
  • 今後、社会・企業・ライフスタイルを「これ」で区分けすべきだと気づいた(6/21)
  • 2020年がバラ色の年であるとは思っていないのに米国株に投資をする3つの理由(6/14)
  • どこの国でも「株式を保有していた人間」が先に助かり、恩恵も大きかった(6/7)

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2020年5月配信分
  • コロナ禍が、また違う「禍(わざわい)」を招き寄せるという現象に注目せよ(5/31)
  • アメリカでは失業者「2500万人」を超える状況になっているのに株価は戻した(5/24)
  • 40年で約3倍の結果として違ってくるというのに、誰も何もしないのが現実の姿(5/17)
  • コロナウイルスによる大恐慌なみの経済ショックで誰がどのように得するのか?(5/10)
  • 今は「生き残る」ことをテーマにしてライフスタイルや投資を組み立てておく(5/3)

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2020年4月配信分
  • 別に世の中を読まないが、それでいて時代が必要とする重要企業も逃さない方法(4/26)
  • 「自分の人生の中で最も最悪な年になる」と自覚してコロナショックを生き残れ(4/19)
  • 歴史的な暴落波乱相場で容易に生き残る方法(2)危機が去れば焼け太りする(4/12)
  • 今の相場環境は嫌いではない。低迷が長引くほど保有株を大量に増やせるから(4/5)

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2020年3月配信分
  • 歴史的な暴落波乱相場で容易に生き残る方法(1)頭を使わないで平均点を取れ(3/29)
  • コロナショックはいずれは落ち着いて、どんな形にしろ日常は必ず戻ってくる(3/22)
  • 私のやっている投資がコロナショックでの相場大激変でも何の問題もない理由(3/15)
  • ついにやってきた株式市場の暴落と乱高下。この社会情勢で私はどう動くか?(3/8)
  • 新型コロナウイルスで市場が変わった(2)12%の暴落をどのように考えるか?(3/1)

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2020年2月配信分
  • 新型コロナウイルスで市場が変わった(1)日本はもしかしたら見捨てられる?(2/23)
  • 「中国を潰してやる」というのは、アメリカの一貫した方策であることを認識せよ(2/16)
  • 新型コロナウイルスが浮き彫りにしたのは、中国に投資すべきではないということ(2/9)
  • 中国の新型肺炎で、1月24日に「オーメン」を嗅ぎ取って動いていた人たち(2)(2/2)

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2020年1月配信分
  • 中国の新型肺炎で、1月24日に「オーメン」を嗅ぎ取って動いていた人たち(1)(1/26)
  • 国民年金だけでは65歳以後は乗り切れないということを早く自覚して行動すべきだ(1/19)
  • 私がやりたいのは「株式市場での火事場泥棒」。社会が混乱している時に盗む(1/12)
  • イランの反米司令官が爆殺されて肉片となったので米国株式を増やすことに決めた(1/5)
  • 【新年特別号】令和すなわち地獄。終わりの始まりを迎えた日本で経済的にサヴァイヴする方法(1/1)

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2019年12月配信分
  • 私が「2020年代が自分の人生で最もキツい年代になる」と覚悟している理由とは?(12/29)
  • 「捨て石」の概念を見直せ。これが前もって成功に辿り着く確率を上げる方法(12/22)
  • 読者のみなさまへ、バックナンバーのご案内(12/17)
  • 2019年の総括と、2020年のこと。相場の動きは読まない。何か起きたら対応する(12/15)
  • 社会が重要な岐路にあるとき、次の方向性を知るためには何を見ればいいのか?(12/12)
  • 日本人は全員で消費税を引き上げた政治家・官僚・財界の馬鹿どもに復讐せよ(12/8)
  • 【まぐまぐ】年賀状キャンペーン期間延長のお知らせ(12/1)
  • 株式の割高・割安を見る3つの指標と、これから起きそうな予兆についての考察(12/1)

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2019年11月配信分
  • 社会は大きな「ゆがみ」を生み出すのだが、それを見つけて埋めるとカネが入る(11/24)
  • 「楽して手っ取り早くカネを増やしたい。思惑が外れたらサヨウナラ」の気持ち(11/17)
  • 鈴木傾城が今の投資について思っていること(2)世界を買うか、米国を買うか?(11/10)
  • 鈴木傾城が今の投資について思っていること(1)相場は上がっているが……(11/3)

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2019年10月配信分
  • 次のリーマンショック級の経済ショックが起きたら、ソフトバンクは死ぬ(10/27)
  • 人生も壮大な賭け。投資から人生まで「賭け方」で知っておくべき4つのタイプ(10/20)
  • 投資の前に貯金や収入を何とかしなければならないのであれば、どうすべきか?(10/13)
  • 「一生現役」は、政府が日本国民を死ぬまで働かせるためのキーワードである(10/6)

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2019年9月配信分
  • 圧倒的な弱者であっても、絶滅するどころかしたたかに生き残っている事実(9/29)
  • 資本主義では資本が生み出す不労所得を手に入れることが最も大きな「旨み」だ(9/22)
  • 今までの資本主義は「株式保有」が生き残るための武器だったが次はなにか?(9/15)
  • 重い借金を抱えて地獄を見て生きている人は、借金のない人が幸せに見える(9/8)
  • 消費税10%を乗り切れ。ダメージを受ける人は、その分をサイドジョブで吸収せよ(9/1)

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2019年8月配信分
  • 下らないマウントが横行するネットの世界で自分のスタイルを守るには?(8/25)
  • 最先端のバイオ・ゲノム企業に投資するのが難しい理由と乗り越える方法(8/18)
  • 中国発の株式市場への巨大な悪影響は、いつか必ず私たちに襲いかかってくる(8/11)
  • 8月1日に巨大損失を被ったのであれば、それは健全な投資をしていない証拠(8/4)

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2019年7月配信分
  • アメリカに投資していないのであれば、本当の意味の恩恵を受けていない(7/28)
  • カネのあるところから無理やり自分にトリクルダウンさせる仕組みがある?(7/21)
  • アメリカの株式市場が史上最高値更新。しかし、有頂天になる局面なのか?(7/14)
  • アーリーリタイアは「夢のまた夢」なのか「何とかできる」ものなのか?(7/7)

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2019年6月配信分
  • 定期定額積立投資しながら暴落待ち。私が次の暴落に投資したいのはこれだ(6/30)
  • 率直に言うと、日本の株式市場に長期投資するというのは人生最悪の選択(6/23)
  • 米中新冷戦は長引くが、これによってアメリカに賭ける戦略は終わるのか?(6/16)
  • 第一線を離れてからも要領良く資産を増や続けるビル・ゲイツを観察せよ(6/9)
  • 起業して10年後に生き残れるのは6%。起業に人生を賭けない生き方も悪くない(6/2)

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