プレゼン書類ってかったるいですよね。いくらキレイに作ったって読んでくれないし、本でも読んで勉強すればいいのかしら? と思っていたら、そもそもそも「プレゼン書類なんて意味がない」という衝撃の記事を見つけました。メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者、佐藤しょ~おんさんによると”社内プレゼンはやる前に結果が決まっている”のだとか。
社内プレゼンはやる前に結果が決まっている
今となっては懐かしい思い出ですが、私も昔はパワーポイントとかを使ってプレゼン資料を作っていました。アニメーションとかを駆使して見栄えを良くしたりしたものです。
ところがこういう資料の出来って、自案が通るかどうかの結果にはほとんど影響しないんです。これを知らないとパワポオタクになっちゃいますから要注意です。
社内でのプレゼンって、厳しい事を言うとやる前から結果が出ているんですよ。これは決して出来レースだと言っているんじゃありませんよ。社内プレゼンという事は、コンペ(競争相手)も同じ社内の人(同僚か隣の部課の人)なんですよね。そして判定をする人(意思決定者)もまた同じ社内の人なんです。
となると、意思決定者としては、誰がプレゼンをするのかという情報だけ分かれば、
- どんな話になりそうなのか?
- 資料のクオリティはどの程度なのか?
- どこに落とし穴がありそうなのか?
なんて事がある程度予想出来ちゃうんです。
ここで何がモノを言うか分かりますか?
これが分からないからいつまでもあなたのプレゼンが採用されないんです。ここでプレゼンのクオリティをどうにかしなきゃと思っているようじゃ、まだまだヒヨッコ、ダメダメ君です。そんなものは上司である意思決定者は見ていないの。ただひたすら見ているのは、
● プレゼンターであるあなたがどんな人間なのか?
だけなんです。
もっと具体的に言えば、
- こいつはどの程度オーバーにモノを言うのか?
- こいつはどこまで信用出来るのか?
- 途中でケツをまくる可能性がどれだけあるのか?
- こいつを盛り立ててくれるのは誰と誰か?
- こいつの足を引っ張りそうなのか誰と誰か?
- こいつは先の事を見通せる頭脳を持っているのか?
という値踏みをして、最終的な結論は、
● 誰に仕事をやらせたら一番高い確率で上手く行くのだろうか?
という問いに対する答えを求めるようなものなのです。
ね?ここにはプレゼン資料とか、何を話すかなんて事は問われていないでしょ。
徹頭徹尾、あなたという人間に対する評価だけですべてが決まるんです。そういう条件で試合がジャッジされるとしたら、あなたが出来うる事はなんですか?
これから何に注意をして仕事をしようと思いますか?
つまりもっと言えば、
● どうやって上司からの信用を得るのか?
という事に絞られるんですよ。
これは上司の立場になればわかるんですけど、信用している部下だったら何を、どんな話を持ってきても最初から答えはイエスになるんです。
● 君がやりたいって言うんなら任せるから上手くやってよ
ってだけです。
反対に信用が無い部下だと、初めから断る理由を探しながら話を聞きますから。
こころの中では、
● お前が何を持ってきても時間のムダなの
って呟きながら話を聞いていますから。
これがビジネスの実態だと理解したら、今日からやるべき事が見えてきますよね。
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