体育指導より「外遊び」のほうが子どもの運動能力は高くなる

2015.10.07
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その原因として教授は3つの理由を挙げています。

1つは「大人が決めたことをやらせる」よりも「子どもがやりたいことをやる」方が、意欲高く取り組めるから、という理由。

2つめは「説明を聞く時間・順番待ちの時間」。自由に遊ぶ子供たちのほうが、実際に体を動かしている時間長いんですよね。

私が日本サッカー協会の公認コーチ講習を受けた際も、「No 3L」と習いました。

No Laps,(ただグラウンドを走るだけの練習はしない)

No Line,(順番待ちの時間は作らない)

No Lecture.(長々と説明に時間を割かない)

子どもたちがプレーする時間を最優先に確保するように、と。

そして3つめが、動きの種類豊富さの差。定められた運動を繰り返すよりも、好き勝手に鬼ごっこ・木登り・鉄棒・ジャングルジム・砂場遊び・秘密基地作りetc.をしている方が、多くの種類の動き経験できる、という理由。

これらは、どれも納得できる内容ですよね。

そしてもう1つ。「スキャモンの発達・発育曲線」も、私の考えを裏付けてくれています。

「スキャモンの発達・発育曲線」というのは、人体の発達・発育のスピードは均一ではなく、機能・部位によってペースが違うことを示した曲線です。

これによると、就学前の時期は「神経系型」の発達が急激に進む時期。体が様々な動きを習得するのに最も効果が上がるこのタイミングには、形の定まっていない自由な遊びこそが、最適なのです。

だから「小さいうちは野原で・山で・川で、好き勝手に駆け回るのが良い!」というわけです。

ちなみに、筋肉や骨格などの「一般型」は、少し遅れて中高生の時期に大きく伸びる時期を迎えます。特定の動きを強くしたり速くしたりするための繰り返しトレーニングは、もう少し後の時期に取り組むのが効果的です。

いろいろと調査・データを挙げて説明しましたが、じっくり読まなくても大丈夫です(笑)。子どもを外でいっぱい遊ばせてあげることだけ、意識してあげていてくださいね!

image by: Shutterstock

 

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