成功者の分析…大経営者になるために必要だった3つの「T」

2015.10.13
by NozomiK
 

大成する経営者のキャラクターを見ると、一つの風韻があります。
矛盾の中に首尾一貫した基本があり、それは冷徹でありながら優しさがあり、ケチでありながら気前が良いなど言葉での表現が困難なものです。
共通するのは、人を引き付ける何かがあることです。夢であったり、やり抜く意志であったり、キャラクターであったりです。

船井総研の創業者船井幸雄氏は、成功者の3条件を「素直」「勉強好き」「プラス思考」だとしています。

「素直さ」が条件であることを意外に思われる方がいるかもしれませんが、経営の神様と称される松下さんがこの「素直」を経営者としての大目標にして、どんな人の批判も素直に耳を傾けたそうです。

「電力王」「電力の鬼」と言われた松永安左エ門さんは、大経営者になるためには、3つの「T」が必要であると言っています。それは「投獄」「倒産」「大病」で、このうちの2つ経験して一人前だと述懐しています。それに加えて「自分は、2つを経験して」とも言っています。

松下さんは病弱でした。孫正義さんは大病を経験しています。
これらの3条件でないものの、大経営者になった人はその創業時に「投獄」「倒産」「大病」と同じ辛酸を舐めて「事業とは何か」「人とは何か」という経営のコツに思い至ったことでしょう。

そして「プラス思考」「鈍感」で「喜び」に昇華されたのでしょう。

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