「プライベートでも会いたい」と思わない人とはビジネスをするな!

 

次に、自分自身が信頼できる人なるには、色々ありますが…、ま、下の3つを大切にすれば信頼が付きます。

  1. 時間厳守
  2. 騙さない
  3. 損得勘定しない

1.時間厳守

もうこのままです。約束の時間に遅れない。と言うか、必ず、5分以上前には到着して相手を待つ。できる人は15分前に来ている場合もありますが、とりあえず、必ず5分前には待ち合わせ場所へ。

2.騙さない

これは詐欺をしないと言うことではありません。例えば…

初めてNYCでお寿司を食べるお金持ちの人に対して板前さんが、「普通のヒラメ一貫50ドルですが、良いですか?」と事前に聞き、お客様が「いいよ」と言ったとします。

お客様が納得したので、普通のヒラメ一貫を50ドルで売りました。これは詐欺ですか? お互いに事前に納得しています。嘘はどこにもないのです。法律上では詐欺ではないでしょう。

しかし、これは私に言わせると「騙す」なのです。相手がNYCのお寿司の相場を知らないからと、合法的に法外な金額で販売するのは私的には「騙す」なのです。

相場を知らない相手にも、相場を説明し、そして、相場よりも安くする理由、高くする理由を説明することが重要なのです。

これが、信頼に繋がります

決して相手の無知に付け込まないことが重要です。その場は無知でも、いずれ必ず情報は相手に入るものですから。情報が入った時に、信頼度は間違いなくゼロになります。

3.損得勘定をしない

相手と食事やゴルフへ行く場合、その相手の連れてくる人が著名人権力者なら行くが、その人だけなら行かないとかは決してしてはいけません。

あくまで、その相手と今日は会いたいのか? 会いたくないのか? あるいは会える時間があるのか? 時間が無くて会えないのか? で決めてください。相手以外の要因損得勘定をすると相手からの信頼度は間違いなくゼロになります。

相手から誘われた時には他に誰が来るのか聞かない方が良いですね。それを聞いてどうするの? って感じです。

とにかく、会いたい相手と会う場合は「無条件で会う」ことです。そして何度か会って、いつも楽しくないとか、いつも変な人ばかりを連れてくるような人なら、その気持ちを相手に伝えるか、あるいは、もうその人に会うのを止めれば良いのです。

あなたがチョイスを持っているのですから。

image by: Shutterstock

 

NY在住となりの起業家中川扶二夫「誰でもなれる海外起業家論」』より一部抜粋

著者/中川扶二夫
日米での起業家。ノマドライフ家。29歳の時に単身ニューヨークへ渡り起業。現在では全米に6業種6社(20支店)を展開中。毎週水曜配信のメルマガには、起業やトラブル解決法などビジネスヒント満載です。
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