3)「言わせよう行動」と同時にチェックに入る
たいていの女子は、「言わせよう行動」を取ると同時に、自分がロックオンした男子をチェックしてくるのです。
そのチェックポイントは、まず、「自分を本当に愛してくれるのか」ということ。それから、「自分は、本当にこの男子に愛されるような魅力的な女子なのか」ということ。
私は女子じゃないので、そういう時の女子の精神状態は、なかなか実感することはできないのですが、まあ、かなり不安定な感じでしょう。
彼氏の本心を疑い、彼氏のちょっとした言動にも揺れ動き、自分自身の魅力について自信を持ったり、揺らいだり、少なくとも「あたし、○○君が好き! 恋って楽しい!」とかいう感じではない。
あ、それから、これも付け加えておかなければならないのですが、この時点での女子というのは、ロックオンとか書きましたが、必ずしも一人の男子に的を絞っているとは限らない場合もあるということ。
「好き、嫌い」の感情は、あくまでも、女子の心情の中の話ですので、心の中で「あ、この人、あり」と思っていても、それが一人の男性とは限りませんし、最初「好き」と思っていた相手に「やっぱやめとこう」とか方針変更することってあるのです。それで、男子としては「先週会った時にいいムードだったのに、なんか今日は全然ダメ、どうなっちゃってるの?」なんて戸惑う事態が起こったりするのです。
4)「好き」じゃなくても付き合うってこともある
冒頭に、恋愛の初めは「好き、嫌い」と書きましたが、そういう「好き」という感情が希薄でも「とりあえずは付き合ってみるか」とかいうケースもあります。これ案外、女子は、そういう場合が多かったりします。
つまり「本当の愛はないのに付き合う」ということ。そこには、打算とか、将来設計とか、適齢期とか女子なりの事情があったりする。高収入とか、安定した職業とか、スペックの高い男子は結構、こういうケースに当たったりすることがあります。
まあ、「本当の愛のない付き合い」というのは、お勧めできない面もありますが、「本当の愛」に出会うのを待っているうちに、適齢期を過ぎてしまって焦って、なんてこともあるし、別に好きな男性がいて、付き合っていたのに、何かの事情でうまくいかなくなって、まあいいや、そんなに、いやな人じゃなければ付き合っちゃおう! とかいう場合もあります。
女子だって、全員、いつも純粋な訳じゃないのです。最初は「本当の愛」じゃなかったのに、付き合って行くうちに本当に愛し合うようになる、ということもままありますからね。お見合い婚や、結婚相手を親が決めた昔の日本なんて、こういうパターンばかりだったのかもしれません。
まあ、世の中、そういうことも多いのですけど、だからといって、「女なんか金さえあれば、ほいほい股を開くもんだ」とか「女なんか打算だ」とか決めつけてしまうのもどうかとは思いますけど。
まあ、すべてを語りつくせた訳ではありませんが、女子だって、というか、女子だからこそ「恋愛については」男子以上に、いろいろな思いを抱くものだし、崖の上のポニョみたいに、「○○だああい好き!」なんて素朴で、単純な恋愛感情だけで動いているのだとか考えていたら、大間違いである。ということは大人の男として、わきまえておいていいんじゃないかなと思います。
では、今回はここまで。次回は「ずるい女を飼いならす方法」というテーマで、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
女子というのは、往々にして、ずるいことをする生き物です。まあ、女子には女子の事情があるのでしょうが、それにしても、「ちょっとずるいよな」と、私でさえ、思うことが結構あるものです。
しかし、ずるいずるい、と言っていてもしょうがない。ここはひとつ、女子の上前をはねて、女子をうまく、誘導、操縦する方法を考えて、身につけようではないか、諸君! というようなお話。
では、次回、お楽しみに!
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