【いじめ対談2】こんなタイプの親が、我が子のいじめに気づけない

2015.12.03
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by kousei_saho
 

お金を欲しがりだしたら要注意

谷原:実際、僕も幼稚園の時にいじめられていたんですけど(笑)。言わないですよね、親には。大ごとになっちゃうし、我慢しとけば終わるかもしれないし、言ったことでいじめが酷くなるかもしれないし、親に責められるかもしれないし。……まあ、言わないですよ。

阿部:そうですね、言わないですよ。

谷原:言わない。

阿部:でも、そのいっぽうで相談してくれると思っている親って、82%ぐらいいるんですよ。子供がいじめられたときに。

谷原:いじめられたら、自分には相談してくれると。

阿部:そう思う親が、82%いると言われている。

谷原:ほんと、逆ですね。

阿部:そうなんですよ。僕から見ると、保護者たちは胡坐をかいている状態だし、子供たちは閉じている状態なんで。そこの間を埋めていかないと、まずいじめの数も減らないだろうし、いじめってだんだんエスカレートしていくので、悪化するものを抑止したり止めたりすることができないじゃないかと思いますね。

みらい総合法律事務所 弁護士の谷原誠さん

みらい総合法律事務所 弁護士の谷原誠さん

谷原:今の結果を踏まえると、多くの場合に自分の子供がいじめられていても親は知る術がないですね。

阿部:そうですね。

谷原:いじめがあるのではないのかと、親が気付くことができる方法はあるんでしょうか?

阿部:いくつかテクニックはあるんですけど、やっぱりお金の問題も絡んだりしていると、いじめられている子はいろんな理由でお金を欲しがりますし。

谷原:お金を要求されていたり?

阿部:はい、そうなんですね。例えば、夏期講習があるからお金を払わなきゃならないとなったら、忙しい親だと「それいくらなの?」と言って、もう渡しちゃって終わり。他にも「参考書が欲しい」「洋服が欲しい」とか、いろんな理由を子供はつけるんですけど、本当に買っているのか、また買ってきたとして本当にその金額が掛かっているのか……。そういうチェック機能が、親たちが忙しいとつい疎かになってしまうので、その裏にあるいじめに気付きにくいと。

谷原:なるほど。

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