「僕には人生を楽しむ権利がある!」と言うアメリカ人にリアルで遭遇

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ドラマでアメリカ人が「たった一度きりの人生、楽しまなきゃ損よ!」なーんて言っているシーンをよく見かけます。「こんなのドラマだから言えるんだ」なんて思っている方。実はアメリカ人が日常的に「人生」を口にするって知っていました?メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者である高橋克明さんは、日本人では考えられない、このアメリカ人の「クセ」について面白おかしく語っています。

みんなが気付かないアメリカ人のクセ

15年に及ぶ、この国のスタバ(の店員)との闘争(?)はよくよくこのメルマガでも書き続けましてきましたが、それでも毎日のように緑の人魚マークに足を運んでしまうのは、カフェの種類が日本に比べてこの国は極端に少ないから。 選択肢が他にないんです(涙)

今日も夕方、いつものパークアベニュー店に行ったときのこと、ちょうどシフトが終わってエプロンを脱いでるレジの黒人のお兄ちゃん(従業員)が、一般客として列に並ぶところでした。 ほとんど同時に、僕が列に並ぶタイミングと重なりました。 ゼロコンマ何秒かは僕の方が早かったと思います。 でも、もちろんアメリカ人、絶対譲りません(笑)(店員が。 日本じゃ絶対ありえないよw)

そんなことは百も承知で、もう最近はメルマガのネタになるかなぁとうっすら考えながら、彼がなんと言うか、いちおう戦ってみました。

「おい、オレの方が早かったろ」

「はぁ?僕の方が早いっつーの!」

この街では珍しくない(よく見かける)いつもの口論です。 従業員と客でも普通です。 (ちょっと、もう、オレ、半笑いw)

「でもさ、いちおう、おまえここの従業員だろ。 譲ってくれてもいいじゃん?」

この街では絶対通用しない、この街ではナンセンスでしかないセリフですが、いちおう、どんなコメントが返ってくるか 振ってみました。(大方の予想はついてたけど)

「はぁ?僕がここの従業員であることと、今回の件となにが関係ある!?確かに僕はここで働いている。でも5時でシフトは終わる。 シフトまでは一生懸命働いた。 人生の中で労働している時間だ。 でも今はもう5時7分だ。 その時僕は一般の客としての権利を所有している。 ここで雇用してもらってるからと言って、だからと言って、シフトが終わってまで、君に譲らなきゃいけないのかい。人生はそんな不公平なものなのか。5時をもう過ぎている。君と同じように、僕も人生を楽しむ権利がある。だから君の言うことはナンセンスでしかないんだ!、、、、てか、なんでさっきから笑ってる?」

ね?100%予想通り

まずこの国は、なにはともあれ「自分の権利」を主張するところから、あらゆるシーンは始まります。 例えば銀行のATMで行列が出来ている際、日本は自分の番が来ても、なるべく早く用事を済ませます。 少なくとも、早めの処理をしている仕草はする。 アメリカは「やっと回ってきた自分の順番」ということで、その権利を優雅に行使します。 後ろの人に気を使ってテキパキと動く、ということはまずありません。 なので、彼が「自分の権利」を主張することについては、まったく問題ないと思うんです。

日本のように「お客様は神様です!」感が強すぎるのも、どうかと思うから、シフトが終わったら、客であろうと遠慮しないアメリカ人の姿勢は(僕個人の意見では)全然いい。「こっちは客だぞ!!!」なんて日本のクレーマーみたいに言うつもりもない。

前回、ここでも書いたように「客の支払ったお金が、店を通して従業員に支払われる」という資本主義のお金の流れ、基礎の基礎も知らない場合が多いので、それも、致し方ない。

人前だろうが、公共の場で大声出すのも、もう許す。 (慣れちゃったし)

でもね。

どーーんな些細なことにでも、スグに「人生を語るクセはやめようよ(笑)ここコーヒー屋さん。

アメリカ人は本当にスグ人生を語りたがります。 (あれ、なんでだろう)

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