老後破産にならないために、誰もが知っておくべきこと

 

収入について

そもそも老後には、収入がどのくらいあるんでしょうか。年金とか貯金とか。…ってココで思って欲しいのが「どうして働いていないの?(@_?)」ということです。貯金が底をついてしまうとか言いますけど、貯金云々じゃなくて給料云々でしょう。

でも定年になったら働けない……。

うん、会社員としてはね。今までと同じ仕事はね。日本では「働く=会社に勤める(会社員になる)」という強固すぎる考え方があります。ホント、これ以外の選択肢をほとんど思いつきませんよね。これも従順な労働者を育てるための教育成果と言うべきなんでしょうか(涙)。大成功だわ。

まずはこの強固な思い込みをなんとかすべきです。こういうハナシになったからと言って「よーし、起業だ!」とかいう極端に走らないでくださいね。働く=雇われるというのと同じくらいマズいのが、給料や会社員としての収入以外のお金に関して知識が足りないことです。会社員なら毎月決まった日にちに給料が振り込まれますね。でも、それ以外にもお金はどこからか出てきてどこかへ去っていくわけです。

フリーランスの人はどうやって稼いでいるのか。それはどうやって続けていくのか。副業ってどうやるのか。どこかで教えてもらえるのか。こうしたことについて、知らないままに会社を辞めて独立してみたりしてもそりゃ上手くいかないですよね。

そして、もうひとつ。働く=雇われるという思い込みがあると、おそらく「老後」の定義を漠然と定年退職したときだと考えているのではないでしょうか。つまり「老後働かなくなったとき」だと考えているってことです。よ~くムネに手を当てて考えてみてくださいね。きっとそう思っているでしょ?

……そんならさ。働いていたら老後は来ない( ̄∇ ̄)ことになりますよね。いやいやいや。詭弁じゃないから。働く=会社に雇われるっていう構図にとらわれていると、そうは考えられないかもしれないけど。

長々書いてきましたが、老後破産は「働いていない状態で」生活費が足りなくなることなんです。とすれば、働いている状態でありつづければ「老後破産」には陥らないわけです。もっと言えば、今現在出来る老後への最大の備えは雇われる以外の収入の道を見つけておくこと」なんですよ。休日でも会社が終わったあとでも、定年退職したあとにもちゃんと稼げるようにしておけば、収入を確保できます。それが今の給料より少なくても、未来の年金よりは高額になると思います。いや、皮肉じゃなくて( ̄◇ ̄;;)まずはそのくらいでいいじゃないですか。

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