あなたは誰かに叱られた時、「事情をよく知らないくせに!」「こっちにだって言い分があるのに!」なんて思ってイライラした経験はありませんか? しかし、メルマガ『伝授!潜在意識浄化法』によると、このような態度は「一番やってはいけない」とのことです。著者の齋藤翔さんが、上手な叱られ方と、その重要性について詳しく解説しています。
上手な叱られ方
こんなメールが届きました。
上司の怒りに油を注ぐ部下と鎮火させていく部下のお話がありまし
たが、できればもう少し詳しく教わってみたいです。
私はまさに油を注ぐタイプなんです。
お説教から始まったのに、いつの間にか談笑になるような同僚もい
て、羨ましいし正直ズルイと思ってしまって、そんな自分が嫌です。
毎日の仕事が気持ちよくできるか、ストレスが大きいかは、人間関係の能力次第です。
人間関係の能力が高ければ、仕事そのものの能力に多少難があっても、全体としては不思議とうまく事が進みます。
人間関係の能力が低いと、仕事そのものの能力が少々高い程度では、まったく埋め合わせになりません。
どのくらいの差が出るか。
前者なら「エクセルはそのくらい使えたら十分だよ。あとは使いながら覚えていったらいい」とフォローしてもらえる。
後者は「エクセルができるからといって、仕事ができるわけではない」と責められる。時には「ちょっとできると思ってイイ気になってる」と理不尽な言いがかりをつけられることも。
あまりにも理不尽と感じますが、仕事をこなす能力に人間関係の能力まで含まれるとしたら、あながち理不尽とも言い切れないのかもしれません。
人間関係はすなわち会話であり、会話は考え方によって決まりますから、「成熟した大人の話し方」トレーニングとしては格好の題材です。今日はもう少し詳しく掘り下げてみましょう。
「上手な叱られ方」です。