【アナタはどっち?】叱られる人が、叱られない人より恵まれている理由

 

「できれば叱られたくない」は正しいか

「上手な叱られ方」を身につけたいとき、ストレス耐性は避けて通れない問題です。

叱られるストレスが大きいと、自己防衛本能から不適切な態度を生じ、「火に油を注ぐタイプ」になりやすいのです。

だから、「ベースに感謝あり」なんですよね。叱ってくれる、ひとこと言ってくれるのは、上司の暇つぶしではありません。仕事全体のためであり、つまりはあなたのためです。

だから、叱られ方が下手なせいで、叱ってもらえなくなったり、失敗を流されたりするようになったら、非常にマズイのです。

「叱られる」という言葉からネガティブなイメージを抱き、「できれば叱られたくない」「叱られずに済めに越したことはない」と感じてしまいますが、「改善の提案」だと解釈すれば、「無いに越したことはない」では逆に困りますよね。

だから、叱ってもらえないのは全体にとってもマイナスだし、個人にとっても居場所を失うリスクすらある。

部下がいる立場なら、わかるでしょう。「叱りづらい部下」っているんですよね。

むくれたり落ち込んだり不機嫌になったりして後に引くタイプは、叱りづらい。反発するばかりで結局何も変えようとしないタイプも、叱りづらい。「叱る」という出来事の後に場の雰囲気が悪くなるようなタイプも、叱りづらい。

だから、短期的にはそういう部下を極力叱らなくなり、長期的にはそういう部下を排除していく。

排除しないで、部下のタイプを見極めて伸ばしていくのも上司の仕事ですが、叱られて伸びるタイプと、叱られて凹んだり反発したりするタイプが目の前に並んでいたら、伸びるタイプのほうを選ぶのは人情です。

叱られるのは、改善の提案です。改善できるだろうと期待されているから、叱られるのです。

叱られているとき、意欲に満ちた目で話を聞いていますか?

ふてくされたような無表情になっていませんか?

叱られ上手になりましょう。

image by: Shutterstock

 

伝授!潜在意識浄化法』より一部抜粋

著者/齋藤翔
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