知らないと損。マイナス金利で「個人」が受けられるメリットって何?

 

マイナス金利の目的を個人でも活用する

そしてそんな結果を待つまでも無く、既に我々の生活にまでこのマイナス金利の効果は波及してます。例えば一番身近なのは、マイナス金利で住宅や自動車などの高価な耐久消費財にかかるローンに対する影響です。マイナス金利でローンを安く借り換えた人もいると思いますが、住宅ローンともなれば全体で100万円近く払込額が減った人もいるのではないでしょうか。

で肝心なのは、その浮いたお金に対して「よかったね」で終わるのではなく、それを投資に回してこそ意味があるということ。思い出して下さい。日銀がマイナス金利を導入した目的は企業の投資を促し停滞した経済を活性化する事です。であればこれは個人でも同じこと。低金利になった事で得られる差額を投資へ回し、新たなお金や価値を生み出す施策を実行してこそ、この一連のサイクルが完結します。具体的にはその浮いたお金を株や債券に回し毎年数パーセントの配当を生み出すキャッシュフローを作る事ができます。

または自己啓発へ投資し、自分の価値を上げ、そこから生み出される利益を狙うのもいいですよね。

というわけで、今の時流を活用した投資の考え方でした。

それと最後にお伝えしたい事として、投資の価値の別な側面として、投資によって生まれる「将来への希望」があります。将来への希望を持つ事は、以前幸福国のデンマークからも学んだ幸福のタネ。

投資はリスク管理も大事ですが、その投資が将来どの時点で花開きそうか、というイメージを持っているだけで、生活に希望が生まれ明るくなります。そうしたワクワクや希望を持てるのも投資のメリットなんですね。

image by: Shutterstock

 

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