買収後初の製品はこれだ! 脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ?改革的な「スマート」体重計
さてWithings買収後、実際にノキアが開発した製品はどのようなものがあるのでしょうか。
PhoneArenaの記事によると、同社は合併後サンフランシスコに新しいオフィスを構え、「Body Cardio」という心臓血管の状態をもチェックすることのできる体重計を早速開発したと報じています。
前述したWithingsの既存製品であるフィットネス・トラッキング、ヘルスモニタリングといった種類に加えて、新たな「スケール」という製品開発をしたことにより、より「健康ガジェット」の範囲を網羅しているといったところでしょうか。
さて気になる「Body Cardio」の機能ですが、体重を計ることはもちろん、「スマート」な機能として、BMI、体内の水分量、骨の構造を計ることができます。
Body Cardioの一歩先行く機能は心拍数測定のほかに、Pulse Wave Velovity(PWV)という「脈波伝播速度」を足の裏から測定することができるとのこと。
脈波伝播速度とは心臓から出て動脈を伝わっていく脈のスピードを測定する検査であり、血管の硬さをチェックすることができるのです。
このことによって脳梗塞や心筋梗塞の原因となる動脈硬化の進展を計測し、防ぐことができます。
もちろん手持ちのスマートフォンのアプリと同期し、記録をとることが可能です。
深刻でメジャーな病気なだけに、日次で測定するということは地道で地味な作業かもしれませんが、「未病」に向けて自分の体内の様々な数値を知るのには一役買いそうな製品となりそうです。
現在日本での扱いはまだ未定とのことですが、お値段は$179.95(約17,995円)とのことで、割とお手頃価格。