小池都知事は大丈夫?エコノミー症候群は女性がなりやすいという報告

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都政初の女性知事となった小池百合子氏。日々の激務に加え、4年後の東京五輪に向けた準備等で航空機での移動も多くなるのではと予想されますが、そこで気になってくるのが無料メルマガ『Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報』で取り上げられている「女性はエコノミークラス症候群になりやすい」という日本医科大の研究報告です。メルマガではその理由と機内での予防法も紹介されています。奥様や娘さんは大丈夫ですか?

小池知事もご注意を:女性はエコノミー症候群になりやすい

リオ・オリンピックもとうとう終わりましたが、連日の日本選手の活躍ぶりには、大興奮しました。

さて、いくら小池都知事がビジネスクラスの飛行機を使うとしても、ブラジルからの帰りはしんどい事でしょう。ましてや、エコノミークラスだと…。

さて、ご存知のようにエコノミークラス症候群(肺血栓塞栓症)とは、長時間同じ姿勢を続けたり、窮屈な場所で手足を縮め続けることで静脈内に血栓ができ、その血栓が血流に乗って肺や脳、心臓などにたどりつき、血管を詰まらせる症状を言います。肺塞栓や心筋梗塞脳梗塞などをもたらすことがあり、危険な症状です。

もともとは飛行機の狭い座席に座るエコノミークラスの客がなりやすいと命名されたのですが、ビジネスクラスでもファーストクラスでも同様の症状が出るとのことですので、小池知事もご注意を…。

さて、このエコノミークラス症候群は女性客に集中的に発生していることが、日本医科大の調査で明らかになっています(日本航空医療学会)。

水分不足が原因でエコノミークラス症候群が女性客に集中

調査は、94年1月~07年7月の間に重症の循環器病のため成田国際空港から同病院の集中治療室に転送された旅客72人(男性38人、女性34人、平均年齢59.7歳)を対象に実施したものです。

それによりますと、最も多かったのはエコノミー症候群で31人、急性心筋梗塞23人、原因不明の胸痛5人、うっ血性心不全と不整脈各3人でした。うち2人は病院で死亡しました。

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