なんだ、いい子ちゃんじゃないか。
特に最後の「親」の件。
彼らは特に母親に対して優しく接し、親しい関係にある場合が多い。
一緒に買い物に行ったり、食事に行ったり、コンサートに行ったり。
少し昔なら「マザコン」と周りに思われるとの危機感から、息子は年頃になると母親と行動を共にしない事が
当たり前だったはずだが、なぜ「さとり世代」の若者とその母親はこんなに仲が良いんだろうか。
理由としては第一に、母親の見た目が昔に比べると若々しくおしゃれなので、一緒にいても違和感がないという事が考えられる。
更に、今の若者の母親たちはハツラツとしていて気持ちも若いゆえ、息子をどこへでも連れて歩きたがる。
さとり世代の息子としても、親との行動ならばお金も掛からないし、一緒にいても恥ずかしくない親なら「行ってもいいかな」となるのではないだろうか。
また、この世代には反抗期というものがあまり無く、昨日と同じ日常を望む姿勢が強いゆえ、子供の頃の日常のままのスタンスで大人になってしまったという可能性も考えられる。
そしてこの親子関係は友達同士のような関係である場合が多く、SNSやメールなどで母親に悩みを相談したりする事もあるそうだ。