で! 一番問題なのが箸を取り上げるしぐさです。いわゆる箸の上げ下ろしってヤツですね。ワタクシ事ですが、これつい忘れちゃうんですよね。身についていないマナーってそんなモンです。お里が知れちゃうわ(苦笑)。
- 右手で箸の真ん中あたりを持つ
- 左手の手のひらを上にする形で、箸先の下あたりに指を入れて下から支える
- 右手を下に差し入れて、箸を持つ
です。うーん、文章で書くと難しそうに思えますねえ。でも、やってみると実に自然でスムーズに箸が持てます。コツは左手を使うことです。両手を使って箸を上げ下ろしすると、自然にこうなると思います。
これに対してやりがちなNGマナーが右手だけで箸を持つです。個々のやり方(笑)はいろいろあるでしょうが、どうしてもオオゲサな動作が出てしまいます。箸をくるっと回したりとか(笑)。
そして、箸じゃないけど、箸につきもののお椀やお茶碗。これの持ち方についても、美しいとされる持ち方があります。それは
- 親指を椀のフチに添えるようにかけ
- 他の四本で下から支える
です。下の四本の指の上に椀をのせているイメージで、親指は添えるだけです。そんなの当たり前じゃないと思うでしょ? それがそうでもないんですよ。男性に多いんですが親指で椀のフチをつかむという形です。どちらかというと、親指と人差し指で椀を掴んでいるカンジです。ワキも大きく開き、動作が大きくて、ハッキリ言って不作法どころか粗野なカンジです。
隣のテーブルからも見られているかもしれない箸の使い方。ちょっと気をつけてキレイに持ちたいですね。
image by: Shutterstock
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