あなたは英語の教材を購入したことはありますか?本屋に所狭しと並んだ教材本や、映画やドラマを使った教材、催眠学習など、そのレパートリーは枚挙に暇がありません。英語のスペシャリストで、無料メルマガ「カリスマ英語ナレーターユッキーがお届けする!週間ラジオ英会話♪」の著者ユッキーさんは、人気のムック本を例に挙げて、初心者が手を出してはいけない英語教材の特徴と、その理由を明かしています。さらに、大人の英語学習が長続きしない理由を説明、自分にピッタリな教材を見つけるコツも伝授してくれています。
この本を「買う」のはちょっと待って!
こんにちは!ユッキーです。
英語教材を取り扱う会社で働いています。
私の会社のメイン商品は「7+English」で、私は教材に登場する英語フレーズの解説書を書いたり、音声で解説をしたり、ユーザーサポートをしています。
出来上がったものの解説をすることもあれば、教材を作るところから関わり、ディレクターのようなお仕事をすることもあります。宣伝もします。
ユッキー先生と呼んでいただくこともありますが、24時間通しての私は「英語学習者」です。
そのため本屋さんに行く時は、よく行く本屋さんであっても、初めての場所であっても、必ず英語コーナーを見ます。
どんな本がどのくらい並んでいるのか?
特集のように目立つところに置かれているのは誰の何という本なのか?
これは英語教材を取り扱う会社で働いているから、ライバル調査のためというよりかは、個人的に気になるので習慣として行っていることです。
- 英語本コーナー
- 語学雑誌コーナー(NHK講座やENGLISH JOURNALなど)
- 女性誌・男性誌コーナー(日経WOMANとかpenとかがあるところ)
この3箇所を必ずチェックします。
そしていつも、その本の多さに良い意味で圧倒されています。
冒頭から「教材」のお話をしましたが、今日は「英語教材」というより「英語学習」のお話をします。
なぜ英語をやるのか? どうやって英語をやるのか?
今日買ったのがこの本です。
『最速で身につく!英語力最強の1冊』
「お、新しいの今年も出てる!」と思い、即買いしました。
この本は、いわば英語学習の「まとめ本」のような存在で、おそらく年に1回とかのペースで出ています。
子供バージョンも、あります。
オススメかオススメでないか、で言うと、オススメです。
でも、全ての方にオススメはしません。
英語学習の話って、インターネットでも、まとめサイトとか、私のようなブログとか、いろんな情報が取れるのですが、やはり本にかなうものはないかなと思います。
バラバラと散らばりがちな英語学習法、英語教材のラインナップが、こうやって1冊にまとめられているのはとてもありがたいですね!
でも、個人的にはちょっと危険な一冊かなとも思いました。
買ってみようと思われた方は、ちょっと心構えが必要です!