友達も彼も親も、私の不幸をわかって!苦悩する女性へ10のアドバイス

 

私からA子への返事をここに書きます

今まで色々と話を聞いてきたけど、A子の人生は、時系列で考えるとこんな感じなんじゃないかな。
トラウマの昇華方法も含め、ダラダラと書いていくよ。

■1.幼い頃は、親が自分の全てだから「外の世界」を全く知らない。

そんな状況で学生になり、両親の厳しい規則(門限)などで自由を奪われていたが、不満や理不尽をどこかで抱きつつも(そんなものなのかな・・・?)と思っていた。

■2.時が流れ、大人になり、初めての彼氏ができた。

学生時代の様子を聞いたところ、彼は自由に恋愛や人生を楽しんでいたことを知る。

■3.自分は彼が初めての男なのに、彼には「私より前の女」がいる事実にショックを受ける。

デートをしても(私が初めてじゃないんだ)(元カノにもしていたのだろう)と考えてしまい、それが耐えられなくなると、彼氏に感情的に気持ちをぶつけてしまい、ケンカになる。

■4.元カノに嫉妬している部分もあるけど、単純に、自分の過去と彼の過去を比べて「ずるい!」と思っている。

(私は親のせいで我慢してきたのに、この人は何も我慢せずに若い頃を楽しんでいたんだ。ずるい!私だって、あれが普通じゃないと知っていたら、思う存分、やりたいことがあったのに!もう、あの頃には戻れない。大事な時期に思い出も作れず、私の人生は失敗だ!こうなったのは親のせいだ!私は我慢したのだから、彼だって、今、我慢すべきだ!!)と思う。

■5.貴女は「過去の悔しさ」を、彼に共有して欲しいと思っている。

「そんな学生時代だったの…?辛かったね、苦しかったね…」って、慰めて欲しい。
その為には、彼にも【 貴女と同じ不自由 】を体験してもらう必要がある。だから貴女は、彼に「自分の過去と同じ経験をさせて、自分の傷に共感して欲しい。寄り添って欲しい。悔しさや寂しさや後悔に理解を示して欲しい」と、無意識に懇願している。

■6.自分は親に過干渉に育てられてすごく嫌な思いをしたのに、彼に病的な過干渉をしてしまうのは

【 惚れた男には自分の闇を知って欲しい 】
【 惚れた男には自分の全てに寄り添って欲しい 】
という、誰もが持つ恋心から発生している。みんなが楽しそうにしていると苦痛だったり(不幸になればいいのに)と思ったり、友達といても楽しくなかったり、嫉妬心が芽生えてしまうのは、彼らが貴女の愛する人だから。貴女だけでなく、私だって、この世の誰もが、愛する人には、自分の傷を「よしよし」して欲しいと思っている。

なのに、それを誰もしてくれない。分かってくれない。寄り添ってくれない。
そもそも、周りの誰も自分と同じ経験をしていないから、孤独で寂しくて仕方ない。
そんな現状が続けば、貴女でなくても、私だって、そんな自分がイヤになるし、(自分以外の誰かになって逃げ出したい!)と思って当然なんだよ。

>>次ページ 親も我慢してきたんだと受け止めること

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