正直すぎても馬鹿を見る。子供に「嘘はつくな」と言わない育て方

 

かと言って、ウソを推奨したり、どんどんウソついていいと言っているわけでもありません。私が子どもたちに伝えているのは、「ウソを使うのは難しい、面倒だ」という事実。

一度ウソをつくと、バレないように自分のウソを全て覚えておいて必要に応じてウソの上塗りすることが必要になってきます。このことを教えて「すごく大変で、決して居心地の良い生き方ではないと思うよ」「ウソはできる限り少ない方が、生きやすいと思うよ」と話しているのです。

でもそれは、あくまで我が家の考え方の話。もし「ウソはいけない」と考えているのであれば、その考え方でももちろんOKです。子どもに「ウソはいけない」と教え、言いにくいことも率直に言うという生き方を伝えていく。私のスタイルとは違いますが、それはとても立派な考え方だと思います。

もちろん、正直を通すことで摩擦・トラブルが発生することもあるでしょう。ですが、それらの出来事は経験を積んで対処を学んでいけば良いこと。ポリシーを一貫させていれば、子どもは親のメッセージを理解できます。そして、そのポリシーに応じた「学び」をしていくのだと思います。

読者の皆さんが、どんな考え方をお持ちか、とても興味があります。「わが家では、こういう方針でやっている」「こんな考え方で育てたいと思っているけど、実際には難しい」などのコメント、お気軽にお寄せいただけたら、うれしいです!

 image by: Shutterstock
 
 
子どもが育つ「父親術」
子供がグングン伸びて、親のストレスも激減~そんな状態を実現するために、毎日使える具体的なノウハウを提供する無料メルマガです。読者からも「駄々コネが減った」「言わなくても自分の準備をするようになった」などの成果が出ています。
<<登録はこちら>>
print
いま読まれてます

  • 正直すぎても馬鹿を見る。子供に「嘘はつくな」と言わない育て方
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け