SUPER FRIDAYがあれだけのプロモーション効果を発揮したことで、各キャリアの「クーポン合戦」がどこまで激化するかが見物になってきた。おそらく、後追いが大好きなNTTドコモとしても、dポイントクラブでのクーポン拡充を計画していてもおかしくないだろう。
SUPER FRIDAYの欠点として指摘されていたのが「クーポンを使いたくても近くにお店がない」というユーザーが多かったという点だ。そこで、今回はファミリーマート・サークルK・サンクスが入ったことで、全国での対応が可能となった。全国のユーザーがクーポンでメリットを得られるようにするには、展開地域が偏ったチェーン店ではやりにくい。そうすると自ずと、全国に展開しているコンビニと組むというのが現実的になりそうだ。
そうなると、Tポイントで仲のいい「ソフトバンクとファミリーマート」、dカード決済で割引を展開している「NTTドコモとローソン」、au WALLETカードでポイントアップをしていた「KDDIとセブンイレブン」という組み合わせになるだろう。
スマホユーザーにクーポンをばらまき、店舗に集客させることを考えると、今後、キャリアとコンビニというタッグがますます強化されていくのではないだろうか。
image by: SoftBank
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