「ガリガリ君」「ガツン、とみかん」商品名は7文字以内が売れる

2017.02.09
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by yomeronpou
 

とは言っても、かなり適当に名前を付けることもあります。何を隠そう、『ガリガリ君』のネーミングを考えた時もそうでした。

当時の井上秀樹専務からは、「ネーミングは斬新に」というオーダーが来ていました。『ガリガリ君』の場合、かき氷から商品開発が始まっています。カップからスプーンで削る時、「ガリガリ」という音がしました。だから、みんなで考えて、『ガリガリ』という商品名にしよう、とほぼ決まりかけていました。

ところが、発売直前になり、「あれ、何かおかしくない?いいんだけど、ちょっと変じゃない?」という声が出て、井上専務のところに相談に行きました。すると、

「〝をつければ楽しくなるんじゃないか

と案が出され、『ガリガリ君』になりました。

「ガリガリ」では、単なる修飾語で、なんだかよくわかりません。

ですが、人の名前のように固有名詞にした瞬間から個性が生まれ、愛着も湧きやすくなり、覚えてもらえるようになったのだと思います。

「あの『ガリガリ』、おいしかったね」よりも「あの『ガリガリ君』、おいしかったね」

と言ったほうが、断然クチコミに乗りやすいのです。

もし、「ガリガリ」という修飾語のままでしたら、ここまでヒットはしなかったでしょう。

商品開発部で決めたネーミングでも、「なんか」「なんか違和感がある」「でも、どうすればいいかわからない」と感じた時には、いくら時間がなくても「まっ、いいか」とそのままにしないことです。

納得いくまで話し合ったり、ほかの部署の人に相談したり、意見を聞いたりしたほうが、結局はうまくいきます。

食べ物やモノに人の名前を付けると、たちまち命を持つのをよく感じます。

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