もっとイケメンだったらよかった、と言う人に、「じゃあ500万円で顔を整形してみたら?」と勧めても、やろうとしません。もっと頭がよかったら、と嘆く人に、「じゃあ今から700時間勉強してみたら?」と勧めても、やろうとしません。
自分がやらないということを選択しているだけで、それを「天が与えてくれない」というのは、寝言にすぎません。
大抵の人は、「得意なこと」と「好きなこと」、「昔からやってること」と「憧れていること」など、やりたいなと思うことは必ず二つ以上出てきます。その複数のことを一生懸命やる人と、複数のことはやらないよ、という人がいるだけ、というわけですね。
「天は二物を与えず」という慣用句は、「一人の人間に複数の才能は与えない」という意味の言葉ですが、本当は、「いや、もともと与える天などいない」というのが本質なのかもしれません。
あなたは、どんな二物を磨いていきますか?
【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)
- 「人よりも絶対に自信があること」をノートに書く。
- 2つ未満の場合は、どのような分野で人に負けない実力を持ちたいか、2つまでノートに書く。2つ以上かけた人は、もう1つ追加するとしたらどんな勉強や経験をしたいか、追記する。
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