誰も教えてくれない、劣等感を克服した上に成功まで掴める方法

 

例えばあなたの劣等感が「鼻が低い」とか、「ちょっとまゆ毛が気に入らない」などの小さいものならそこから生まれる劣等感数値はマイナス数ポイント程度のものでしょう(笑)。

これが「小さい頃から貧乏で一家5人6畳一間で暮らしていました。靴はボロボロ、給食代が払えなくて先生からも嫌がられました。挙句の果てには唯一心の拠り所だった先生が陰で親をバカにしているのを知って、許せなくて将来絶対金持ちになろうと強く思いましたね」といった強烈な劣等感を感じていたらそれは何十万ポイントもの強いマイナス感情と言えるでしょう。実際に子供の頃に苦境を抱えた人達が、その克服法を考え、巨大に膨れ上がった感情をプラスの反発力に変えて巨富を築いた例は沢山あります。

というわけで、これが劣等感とのつき合い方、その一です。しかしながら劣等感の使い方はこれだけでは終わりません。何より克服できたとしても、いつまでも過去からそのエネルギーを引っ張っていてはまた不幸へ落ちてしまいます。よってより長い目で劣等感とのつき合い方を設計しておく必要があるんですね。

ここまで、不運の一つである先天的なコンプレックスや劣等感をバネに、幸運体質に変わる方法ををお伝えしました。で、あなたが実際に劣等感を克服して幸せになった時、かつて持っていた劣等感の原因をどこに置いたら良いのか? というのが次の話です。

「音多さん『どこに置いたら』って、劣等感は克服すれば消えるでしょ?」

いえいえ消えませんよ。だってこれはあなたが先天的に持っているものなんですから、あくまであなたの一部です。お伝えしたように劣等感というのは感情であり、これは現象とは別なんです。劣等感を克服して消えるのはあなたがその現象から感じている不都合でやり場のない怒りや悲しみであり、現象自体が消えるわけでは有りません

例えば上に挙げた「小さい頃、貧乏が許せなかった人」の例なら、彼がその劣等感をエネルギーに変えて成功を掴めても、過去に貧乏だったという事実は消えないわけです。

そんな時、どうすれば良いか?

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