誰も教えてくれない、劣等感を克服した上に成功まで掴める方法

 

彼は成功に至るプロセスで劣等感をエネルギーに変えてきました。それは元々マイナスの符号が付いた「不幸」のエネルギーを、意識的にプラスに変える事に成功したわけですが、大元がマイナスのエネルギーである事は変わりません。

よって彼がいつまでもこの不幸話を語り、過去の貧乏を悪者にし、そこからエネルギーを引っ張ってこようとするとあまり気持ちよく無いんですね。下手するとまた不幸へ落ちていきます。例えば過去の境遇を怨み続け、色んな人を見返し続けます。ですから一度劣等感を克服したらその原因とのつき合い方を変える必要があります。

じゃあどうするか?

答えはその原因(過去の自分)に再びどっぷり浸かる事。過去の不幸は今も現象としてあなたの一部を構成しているわけです。鼻やまゆ毛が気に入らなくて手を加えた人も、今はきれいでも心の中には昔の自分のイメージが消えません。過去のダメダメだった自分も、貧乏だった自分も本質としてはまだそこにいるわけです。

だからもう一度過去の自分に戻り目をつぶってどっぷり味わうんです。劣等感を克服した後ならあなたには自信があり、安全地帯にいますから何があっても大丈夫。

するとどうなるか?

ここで得られるのが意外なほど大きな「リラックス」。今の自分は劣等感を克服した自分。しかしそれは見方を変えれば本来の自分ではありません。劣等感を克服する為に何らかの仮面をかぶってきた状態であり、大きなテンション(張力や緊張)がかかっています。よって過去の本来の自分に触れるとゆるゆるのリラックスが味わえるんですね。

こうした過去とのコンタクトは、成功者になった後にリラックスする為の究極の方法とも言えます。過去の自分はあなた本来の姿であり、居場所。それは捨てるのではなく、実家のように戻る場所だったりします。

print
いま読まれてます

  • 誰も教えてくれない、劣等感を克服した上に成功まで掴める方法
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け