「証拠を教師に捨てられた」いじめの現場で起きる隠蔽の数々

 

いじめ相談を受けていてもよく聞く話です。

「担任に連絡帳を渡したら焼却されました
「証拠の体操着を捨てられた
「先生と一緒にいたのに、私は見ていませんと後から言い出したんです」

子供のことよりも組織を守ることが大事だと考えている教師があとをたたないのです。

一方、沖縄県那覇市の小学校の「いじめの認知件数」が1月現在、昨年の327件から13倍もの4,338件となっています。報道によれば、文部科学省がいじめの認知漏れを根絶することを目的とし、いじめの認知件数の多い学校は「いじめが多い」のではなく「いじめを積極的に把握し、解消に向けて取り組んでいると評価するとした方針転換が大きな理由としてあげられています。

前述した先生のいらっしゃる教育委員会のように「変えようと思えば変えることができるのです。「子供たちを守ることが第一である」という考え方を、教師にも、そして私たち保護者も共通認識とし、徹底していきたいと考えております。

3月は新学年に向けて大切な時です。何かご不安なことがありましたらすぐにご連絡ください。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

 
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「いじめ」と学校の「いじめ隠ぺい」から、子供たちを救うための、父母によるネットワークです。いじめの実態やいじめ発見法、いじめ撃退法、学校との交渉法、いじめ相談などを掲載します。

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【著者】 いじめから子供を守ろう!ネットワーク 【発行周期】 週刊

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