機動戦士ガンダムのアムロ・レイ声優に学ぶ、自分を変えるヒント

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「自分を変えたい」と思ってはいるけれど、何をしたら良いのかわからないまま時間だけが経過していく―。そんな方のために、無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者で戦略コンサルタントの中久保浩平さんが、ガンダムのアムロ・レイなどの声優として知られる古谷徹さんがTVで語っていたという「役作り」をヒントに、ビジネスマンが「セルフイメージ通りの自分」に近づくための方法を紹介しています。

「自分を変えたい」という人へのヒント

以前、NHKの番組で声優の古谷徹さんが、役作りについて語っていました。

巨人の星の星雄馬を演じたときは、ピッチャーが投げるときの「フンッ」という息声を習得するために毎日弟とキャッチボールをしました。そのおかげで、画に合わせて自然にボールに力を込めて投げる雄馬を演出できたのでは? と思っています。

ガンダムのアムロレイを演じたときは、未来を感じられるギンギラのジャンパーを着たりパーマを当てたりと、とにかくプライベートでもアムロレイに成りきることに注力しました。

 

さらに、アムロはストーリーの中で成長していくので、声質にも変化をつけるようにしました。たとえば、アムロが初めてガンダムのコックピットに乗り出陣するとき「アムロ、行きま~す」と語尾を高くしていたのには理由があって、戦争をこれから体験するという少年の恐怖心を払拭するためです。その後、ライバルであるシャアと出会い、少年から戦士へと成長したときには、「アムロ、行きます」と、淡々と発するようにしました。

声優さんは画に合わせて声を演じるだけで良いということではなく視聴者に伝わる演技をするには、俳優同様に役作りが必要不可欠であるということがよく分かります。

声優さんのみならず、「自分を変えたい」「一皮むけたい」というビジネスマンにとっても同じようなことがいえるかもしれませんね。

「自分を変えたい」「一皮むけたい」などと自分を成長させるためにはセルフイメージを持つことが大切ということがよく言われます。

しかしながら、セルフイメージを持っていたとしても、その為の役作りが出来なければ自分を変えたり、一皮むけたりすることはありません。つまり、セルフイメージをイメージだけで終わらせないためには、声優さんのような準備が必要不可欠です。

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