本田圭佑の睡眠論。「起床する15分くらい前から起き始めている」

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ミランへ4シーズンぶりに欧州行きチケットを手渡すきっかけを作り、日本はもとより世界中から賞賛を浴びた本田圭佑。

その本田が、シーズンオフやブレイク期間を利用して世界各国を強行スケジュールで飛び回るビジネスツアーに密着する、本田の有料メルマガ「本田圭佑『CHANGE THE WORLD』」の人気コーナー、「密着“本田圭佑ビジネスツアー”」。

第一回二回三回と続き、四回目となる今回も、MAG2 NEWSではその内容の一部を特別に公開いたします。

本田圭佑自身が取り組む教育事業活動や各国でどんな動きをしているのか、いままで明かされることがなかったツアーの様子やビジネスマン本田圭佑の姿を、本人の名言とともにご紹介します。

2016年初夏、台湾での子ども向けサッカークリニック(スクール)を終えた本田は、スタッフらと小籠包を堪能しつつ何を語りあったのでしょうか?

密着“本田圭佑ビジネスツアー” in 台湾 Vol.4

時計の針が午後10時を回り、スタッフが「明日の出発は早朝だから、そろそろホテルへ帰った方が」と告げると、本田は首を横に振り、話はビジネスにも通じる「睡眠論」へと移りました。

 

「まだまだ、これからでしょ。
俺ね、もし朝5時に寝たとしても、7時に目が覚めるのよね。

起きる前くらいが、一番キレキレで。

アホなことを言っていると思うかもしれないけど、起床する15分くらい前から起き始めてるんですよ。言っていることわかる?

2度寝に近い。7時に起きようと思うと、だいたい6時に目が覚める。でもあと1時間寝れると思って寝る。そうすると眠りが浅くなっているんですよ。

寝ながらも熟睡せず、体内時計で6時45分くらいやなとわかる。

だからそこで朝のウォーミングアップは終わっていて、7時の1分目から仕事をする準備ができている。朝起きたらパンと書斎に入って仕事をする。

そこで風呂とかもったいないことはできない」

 

この生活スタイルはどこから来たものなのか、ルーツは子ども時代にあったようです。

 

「もともと朝方。子供のときに祖父母とすごして、ばあちゃんが5時半から弁当作っているのを毎日見ていたんで。

7時起床では遅いという常識のもとで育った。

たとえば日曜日に8時まで寝てたら、布団をはがされる。

『眠たいんねん』ていうと『おまえ誰に口聞いてんねん!』となる。

『おまえ8時まで寝てて一流選手になれるか!』と。

だから基本早起き。7時まで寝たら、ゆっくり寝たなという感覚がある。それが習慣になっていて、たとえ朝5時に寝ても、目覚ましなしで7時に目が覚める」

 

こんな感じなので、若手が寝坊する感覚が理解できないとか。

 

「若手が寝坊する感覚がわからない。

ディスコに行って朝に帰ってきて、昼くらいまで寝ているわけですよ。それは考えられない。

成功しているビジネスマンも、全員とは言わないけど朝型が多い」

 

自身もビジネスマンだからこそ説得力を持つ、「成功者は朝型が多い」という本田の持論。

このあと、サッカーの話題をたっぷりと語り合い、日付の変わる頃に北投温泉のホテルへと戻り、本田の長い長いビジネスツアーの一日目が終わりました。この翌日から、本田のビジネスツアーは、よりハードな日程が続くことになります。

 

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