夏の疲れがだんだん出てくる頃ですね。こんなときこそおいしいご飯で元気回復!今回は、メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者で板前暦23年のgatugatuさんがおオススメする、お酢でさっぱり健康サラダをご紹介します!疲れたときこそ、ガツガツッ、モリモリっとほおばりましょう!
温豚しゃぶとゴーヤの元気回復サラダ
gatugatuです。今回のサラダは、苦ッがいゴーヤをさっと湯通ししてシャキシャキのレタス、赤玉ねぎ、人参と混ぜたサラダに、湯がきたて、熱々の豚肩ロース肉のしゃぶしゃぶをバサッとのせます。そして、酸っぱい系ドレッシングをぶちまけて食う、温っか冷たい超サッパリの、
「温豚しゃぶとゴーヤの元気回復サラダ」
です。
赤玉ねぎの甘み、豚肉の旨味生野菜のシャキシャキ感、豚肉の臭みを中和させるゴーヤの程よい苦味……ドレッシングをかけて食えば、口の中でバランスの良い味になります。
「元気回復サラダ」というネーミングにした理由は、このサラダにベストマッチの「酸っぱい系ドレッシング」が肝となります。
夏は、暑さで体の疲労がハンパないです。疲労の原因物質は、「乳酸」。あなたもどこかで聞いたことがあると思います。エネルギー燃焼の末に残る”カス”ともいえます。
このくそカス「乳酸」が蓄積すると体がだ~るくなり、疲れとして感じてきます。これを、回復してくれるのが、酸っぱい系ドレッシングに多く含有される「酢」の中の成分『クエン酸』です。人間の体を弱アルカリに保つ働きもあり、心臓病や糖尿病などの慢性病を引き起こすリスクを緩和します。何より、”食欲増進”作用が強烈です。
『クエン酸』は、人体でも生成されますが、「乳酸」によって代謝機能が低下した体ではまったく、生成量が足りません。が、酢など外部から「クエン酸」を摂取していれば疲労回復は早まります。”食欲”も回復し、次の食事からはバクバクめしが食えます。
このような『クエン酸』の有効作用がオススメの酸っぱい系ドレッシングから得られるので、「温豚しゃぶとゴーヤの元気回復サラダ」と名づけました。
【材料】
豚肩ロース肉スライス…100g
ゴーヤ(苦瓜)…80g
赤玉ねぎ…1/4コ(40g)
レタス…80g
人参…20g
もみのり(味付け海苔)…少々
塩…3g
おろし生姜…少量
1.まずコンロで湯を沸かします。
その間にゴーヤを切っていきます。流水で洗った後、両サイドを切り落とし、縦半分に切ります。中の種と白い綿をスプーンでかき出します。
(一番苦いと言われる”白い綿”、生で食ってみてください。実は……)
2.3mm厚に刻みます。
(これぐらいの厚みがほどよい噛み応えで、ほどよく苦味を感じれます)
ザルなどに入れておきます。ボウルに氷水を準備します。
3.湯が沸騰したら、3gほどの塩を入れ、刻んだゴーヤをぶち込み強火で湯がきます。
4.30秒湯がいたら素早く取り出し、氷水に入れ急冷します。
(湯通しする程度の湯がき方です)
このまま、おきます。湯は、捨てずにそのままにします。
5.赤玉ねぎを太めの5mm厚にスライスします。
6.人参はピーラー(皮むき)で使う分だけ皮を剥いて、輪切りに切るようにピーラーでそぎ落とします。
7.ザル&ボウルにレタスを手でちぎり入れ、湯がいたゴーヤ、赤玉ねぎ、人参も入れて流水に5~6分さらします。
シャキッとなったら水気をよくきって、器に平らに盛り付けておきます。
8.湯を再度沸騰させ、おろし生姜を投入し、豚肉を入れて強火で湯がきます。
(生姜で肉の臭みを抑えられます)
9.豚肉の赤いところが無くなり白くなったら火を止め、熱々のまま盛り付けたサラダの中央にガサッと山盛りにします。
もみ海苔をてっぺんにのせて完成です。
酸っぱい系ドレッシングをぶっかけて食って下さい!
レタス、人参、赤玉ねぎ、豚肉、ゴーヤを均等に口にほうばって下さい。
ゴーヤの嫌な苦味が抑制され、バランスの良い味を感じれますよ。
できれば、今日作ってみて下さい!
酸っぱい系ドレッシングは、「イタリアンドレッシング」が酸味が強くてオススメです。
『独身男性が自分で作る簡単!腹いっぱい!ガッツリレシピ』
板前暦23年の私が独身男性のために、手軽にできるガッツリ料理を伝授します! 仕事で疲労したあなたでも豪華な料理が簡単に作れます!
<<登録はこちら>>