たとえば、セレクトショップというのが全国各地にあります。そこには洋服をメインに鞄、靴、ジュエリーや時計などファッション雑貨が揃っています。もちろん各店、各社それぞれのブランドにこだわりがある逸品です。洋服屋だから服だけを売るのではなく、その洋服に合わせた小物をコーディネートする。しかもどれもがこだわりのある商品。
そうやって考えてみると、うちの商品は「これだからこの場所で売らなければならない」という考えだけでなく、あそこで販売してみたらどうだろう?なんて発想を持つのも面白いかも知れません。
貴社の商品やサービスにもまだ誰も気がついていないだけで、まだまだ未知の可能性があるかも知れません。
- 使用方法を疑ってみる。
- 用途、目的以外での使い道を探ってみる。
- 販売場所を代えてみると?を議論してみる。
- 顧客ターゲット層を変えるとすれば今の商品にどのような改善がいるか?
- 男性用を女性用に女性用を男性用にしてみると?
などなど、こうしたことをちょっと考えてみるだけでも商品やサービスの進化、市場の創造や発展のきっかけになります。ぜひ1度、この機会に自社の商品・サービスの可能性を探ってみてはどうでしょう。意外なところに新たなチャンスが眠っているかも知れません。
■今日のまとめ
『裏のニーズには、商品の進化、市場の変化や発展のヒントがある。』
- 自社、自店の商品やサービス、あるいは自社技術の特徴を列挙する。
- 列挙したものを他の目的で利用できないか?応用できないか? 考えアイデアをノートに書き出す。
- 現在の販売チャネル以外でどういったチャネルを使えるか? 考えノートに書き出す。
- 社内でも話し合ってみる。
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