それと「不快な言い回し」についてもちょっとだけ触れましょう。
<不快な言い回し>
- 普通◯◯でしょ
- どうして◯◯しないの(◯◯してるの)
- ◯◯するべき(べきじゃない)
これらは全て話し手の「価値観」が反映された言葉です。話し手にとっては「当然」なことかもしれませんが、聞き手にその「価値観」がない場合だと、「この人って相手の立場を尊重できない人だな…」と警戒心とか敵対心とかを植え付けてしまいかねません。
僕も「自分の常識は世界の非常識」とよく自分に言い聞かせていた時期がありましたが、無意識に自分の価値観を相手に押し付けていることに気づいていないことって多いと感じてます。
意見を述べるときは
「◯◯だと私は思うんだけど…(あなたはどう思う?)」
「◯◯だと私は感じるんだけど…(あなたはどう思う?)」
というふうに表現することで、あくまでも「私」がそう思ったり感じただけであって、「あなたはあなたで別な思いや考えがあって全然OKです」ということがわかりやすいように伝えてみましょう。こうした何気ない言い回しにも気を配るとより他者とのコミュニケーションはスムーズになると思いますよ^_^。
とはいえ、ここら辺のお話はスキルやマナーの話であって、あくまでも基本は「ありのままの自分」を表現すればいいんじゃないかなって思います。どんなにスキルを駆使しても残念ながら伝わらない人には伝わりませんから^_^。
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