鍼灸師が教える「危険なくしゃみ」の見分け方とカンタン撃退法

 

【要注意な連発するくしゃみ】

鼻水や鼻づまりやのどの腫れが伴う連発するくしゃみは、風邪か季節性のアレルギー性鼻炎です。鼻やのどの粘膜が長期間炎症をおこし続けていると、抵抗力が落ちて冬にむかって風邪をひきやすくなります。

日中はマスク着用

起床時からマスクをつけて一日過ごします。とくに外出時や部屋を出るときなど空気が変わる時にはかならず鼻やのどを保護しましょう。温かい湿度の高い入浴時には、鼻でしっかり深呼吸をして鼻粘膜やのどの粘膜を潤して炎症を軽くする工夫をしましょう。

生姜はちみつ湯

ショウガのおろし汁とはちみつをお湯で割って、生姜はちみつ湯を朝晩飲むとよいです。ショウガはカラダを温めて炎症症状を軽くしてくれます。はちみつは鼻やのどの粘膜を保護し潤す働きがあります。疲れや冷え鼻やのどに痛みを感じるときにも飲むとよいです。

シナモンミルクティ

シナモンスティックやシナモンパウダーを使ったミルクティか、各種スパイスをブレンドしたチャイなどは、カラダに活力を与えて免疫力を高めてくれます。ミルクを加えることで長時間効果的にカラダを温める働きが持続します。咳やくしゃみ症状が強く出るときにおススメです。

大椎(だいつい)のお灸

アタマを前に倒して首のつけ根の一番出っ張る背骨の下に「大椎のツボ」をとります。くしゃみのよく出る抵抗力の高まらないときには、朝晩「大椎のお灸」をするとよいです。

眉間のお灸

鼻がつまる時、眉間の上下の圧痛のあるところをさがしておさえます。圧痛部をおさえて鼻詰まりが楽になるところへお灸をします。鼻がつまる度にお灸をすることで、鼻粘膜の炎症が楽になります。

※顔のお灸ですから熱いのを我慢して火傷しないように気をつけましょう。

image by: Shutterstock.com

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臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。

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【著者】 鍼灸師・のぶ先生 【月額】 660円/月(税込) 【発行周期】 毎週金曜日

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