京都の「粋」はナンボ?野暮を承知で聞く花街お座敷遊びのお値段

 

お茶屋さんのお座敷

お座敷には通常舞妓さん芸妓さん地方(じかた)さんの3名がつきます。地方さんというのは三味線などを引いたり音楽を担当する方です。お座敷では近くの料理屋さんから仕出しの料理が運ばれてきます。お座敷では舞妓さんと芸妓さんによる舞が披露され、「金比羅ふねふね」などのお座敷遊びなどが行われます。
請求されるのは大きく分けると3つです。舞妓さん芸妓さん地方さんのお花代食事代宴会花となります。

お勘定

お花代というのはお座敷に来て宴席を歌や踊りで花を添えてくれた3名に対して支払う代金です。お座敷やお客さんと女将さんとの信頼関係や時間などにもよるのだと思いますが大体1人3万から4万ぐらいだそうです。そうすると間をとって1人3万5,000円だとすると3人のお花代は合計で10万5,000円です。

飲食代は京懐石料理とお酒代です。人数にもよるでしょう。1人で行く場合だと安く見積もっても5、6万ぐらいでしょうか。料理は税抜き1人あたり3万から4万円で、1人あたり5000円程の席料が含まれます。これに飲み物代が追加されます。店によって違うようですが、宴席と二次会は別で請求されたりもするので長居するとそれだけ多い請求されることもあるのでしょう。

最後にご祝儀といわれるもので、舞を披露する時などに支払うものです。1人1万5,000円前後なので3人で4万5,000円です。

  • お花代:10万5,000円
  • 飲食代:5万円(最低でも)
  • ご祝儀:4万5,000円
  • 合計:20万円(税込み)21万6,000円

といった感じでしょうか。これでもかなりギリギリで安く上がるケースでしょう。1人で行ってこのぐらいです。

print
いま読まれてます

  • 京都の「粋」はナンボ?野暮を承知で聞く花街お座敷遊びのお値段
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け