気になる人と親しくなりたいなら「主張」するより「質問」しよう

2015.09.25
by NozomiK
 

あまりに露骨すぎると

ただ、リルジェンクィストは、一点だけ注意しています。

それこそが、

「質問やアドバイスを求めることが、『明らかに、おべっか狙い』であると見抜かれるとうまくいかない」

ということ。

確かに実際、「わかっていて聞いている」とか「歓心を買いたくてアドバイスを求めてきている」というのが明らかに分かると、相手はいい気分になりません。

そのため質問はアドバイスは、なるべく本心である必要があります。

とはいえ、そんなに難しく考えなくても、

「何か疑問が湧いたときは、好きな人や、尊敬している人に聞く」

と覚えておけばいいのではないでしょうか。

すなわち「あの人にこんなことを聞いたら、嫌われるのでは?」「頼りすぎると、相手もイヤな気分になるのでは?」と躊躇する必要はまったくなく、「逆に好かれる可能性が高い」と考えて、ガンガン質問をしてしまうことです。

どうか覚えておいてくださいね。

今回のまとめ。「質問は相手の心を溶かす」

○ 実は「質問」や「アドバイス」を求めることは、相手の気持ちに近づく秘訣

○ しかし露骨に意図を感じると、あまりよくない

○ ただ本心から聞きたいと思うことを、好きな人に聞くときに、ためらう必要はない

誰にとっても、頼られることは嬉しいことです。

「人に何かをしてあげた」というのは、それだけ自分の存在意義になるからです。

どんな人でも、一人で生きていくことはできません。

大切な人と「質問」を通して結びつき合うことが、みんなが幸せになれる一番の方法なんですよ。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

image by: Shutterstock

 

『★セクシー心理学GOLD ~最先端の心理学技術★』第535回より一部抜粋

著者/大和まや・ゆうきゆう(精神科医・心理研究家)
あらゆるジャンルの心理学を極めた、セクシーな精神科医たち。あやつる心理学のスキルは1000を超える。「ゾクゾクしなければ人生じゃない!」がモットー。読めば心が軽くなり悩みも解消されるメルマガを月に2回のペースで配信中。
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