おせちは作らなくてもいいけど「お屠蘇」は飲んだ方がいい理由

 

でね(◆_◆)。じゃあ、お正月に特別な食事はなにかないのかと言えばるんですよ、コレが。それは

お屠蘇

です。屠蘇散という、数種のハーブを調合したものをお酒やみりんに数時間浸してつくる薬酒です。これを屠蘇器に入れて、元旦に何よりも先に飲むんです。みなさん、お屠蘇を飲んでますか?

このお屠蘇、お節のお重なんかよりずっと長い歴史を持っています。ま、そのおかげでいろいろ細かい決まりがあるんですが、そのヘンは気にしなくていいです。むしろ大事なのは

神社でいただいてくる

ことです。今のご時世、屠蘇散だって、スーパーでもネットでも買えますよ。でも、ソレじゃダメなの。年内に神社で

ソレナリの神事

として行われた屠蘇散じゃなきゃダメなの。由緒ある神社では、屠蘇散がちゃんと売られていますよ。それはもちろん他のお守りと同じように、ご祈祷が行われているんです。そう、つまり神社でゲットできる屠蘇散には

邪気払い と 不老長寿

のアヤシい力が込められているんです。ほら、デパートの年末商戦のお節より、よっぽど

お正月にふさわしい

でしょ? てなわけで、私はお節には凝っていませんが、お屠蘇には凝っているんです。我が家では

大神神社

のものを毎年飲んでいます。ここは屠蘇散の調合と献上を神事としてちゃんと行っているんです。なかなか美味ですよ。

お正月のお料理は、テキトーで華のある美味しいものを。その代わりにお屠蘇は、ちゃんと飲んでみてくださいね。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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