書いて貼れ。スタッフのミスを減らす「指示の見える化」のススメ

 

ちなみに、今回、この経営者には以下のようにお伝えしました。

「同じミスや失敗を繰り返す原因は誰のせいでもないですよ、工夫が足りないだけです。日々の業務に追われているからそうなるだけです。だったら、工夫してみること。今はそれができるチャンスです。その1つとして、こんなのはどうでしょう? たとえば…予約表の一番目立つところや、電話の側に、

一、キャンセル待ちのお客様に連絡し忘れてませんか?
一、急な予約が入ったときは、必ず表を1度は確認。
一、予約の連絡を受けたら、人数、時間は3度確認。

といった、箇条書きで、わかりやすく標記しておくなど」

これまで口頭でその場で指導してきたことを、誰がいつ見てもわかるように活字にして、予約の連絡を受けたら必ず手に取る予約表に貼り付けておく(標記しておく)。これまで口頭だけで指導していたことを可視化する、これだけで今まで起こっていた同じようなミスや失敗は減ってくるでしょう。

すると、経営者は「なるほど、見えるように…ですね。となると、他にも改善すべき工夫がいっぱい見えてきました」と言ってました。ということで、いつも同じことを注意したり、指導している部下や後輩には口頭だけではなく視覚に訴えてみてはいかがでしょう。

さらに、どんな小さな1つのミスや失敗も同じように繰り返さないためにあなたならどのような工夫をしますか? そして、その工夫によって、他に改善すべきことを見出すことができませんか? そのような積み重ねが、大きな失敗を防ぐ予防になるのです。

■今日のまとめ

『指導も改善も可視化する。』

  • 自店(自社)でよく起きる小さなミスを列挙してみる
  • 列挙したものを無くすためにできる工夫をみんなで話し合う
  • 話し合ったことをまとめ今日から実践する

image by: Shutterstock.com

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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 ほぼ週刊

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