実際、どれだけ常連になっているお店でも、まったく会話をしたことのない販売員の方とは、なかなか積極的に話せるものではありませんよね。
普段よく話す販売員とは、いくらでも会話ができても、そうではない販売員だと、たとえ同じ店だったとしても、壁があるのです。
そう感じるのは、やはり関係が作れていないからに他なりません。それでも、一度話してみると、一気に話しやすくなって、それからは会話が盛り上がるようなものです。
当たり前ですが、接客はコミュニケーションです。
そこには、テクニックがどうとかいう話もあるのですが、それ以前に、人同士がどんな関係だったら会話がしやすくなるか、どんな関係だったら楽しく過ごせるかという、基本的な作法のようなものもあります。
関係のない人とは話したくはないし、関係を持っている人とは、楽しく話せるのが、人というものです。
声かけをどうしようと悩む気持ちはよくわかります。
しかし、それよりも先に、どんな関係を作れば、人はコミュニケーションを取りやすくなるか、ストレスなく過ごせるかを考えてみてください。
案外、その関係を作るのは、そんなに難しいことではないかもしれませんよ。
今日のおさらいです。
- 一声かけて、お客様と関係を作ってみる。
image by: Shutterstock.com
ページ: 1 2