【書評】予言しよう。日本はやがて必ず安倍ロス現象に悩まされる

 

本と雑誌の知を再発見と銘打った、「LITERA」というネットメディアがある。いい本あるかなと見に行ったら、看板は大ウソで、左翼プロパガンダ満載ではないか。まさしく下品な朝日新聞という趣きだった。

そこで「この1年安倍サマをかばいまくった安倍政権御用ジャーナリスト大賞! 2017年」を発表していた。「櫻井よしこや百田尚樹、小川榮太郎などカルト極右思想のアベ友は相手にしない」と最初から除外だって。ヘタレじゃのう。八幡和郎もめでたく9位にランクされた。1から順に名前を挙げてみよう。

  1. 田崎史郎
  2. 松本人志
  3. 長谷川幸洋
  4. 阿比留瑠比
  5. 三浦瑠麗
  6. 有本香
  7. 須田慎一郎
  8. 岩田明子
  9. (3名)高橋洋一・岸博幸・八幡和郎
  10. (2名)八代英輝・恵俊彰
    番外.山口敬之

この記事を見て「リテラの記事が初めて役に立った」「信用できるジャーナリストとして最高」と人気沸騰だ。

八幡はネットメディア「アゴラ」で蓮舫の二重国籍問題の追及を始め、産経系のメディアが後追いし、ついには蓮舫の民主党代表辞任まで追い込んだ。その間、地上波のテレビでは一切発言させてもらえなかったが、潰されることもなかった。地上波や全国紙が扱わないテーマも、ネットメディアを通じればすぐ拡散するので、「自称」リベラル派メディアも統制がとれなくなっている。

print
いま読まれてます

  • 【書評】予言しよう。日本はやがて必ず安倍ロス現象に悩まされる
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け