10歳の少女がいじめを苦に遺書まで…探偵が追及した学校対応の甘さ

 

編集後記

後日談として、これはよくあることですが、加害者は反省していませんでした

どんなに指導を受けても、どんなに話をしても響かない子はいます。

もしも、響く話をしたければ、加害者の心情を同じ感覚で感じられる人格を持つ必要が最低限あるでしょう。

今回は死を予感させる始まりでしたが、それはやはり一時の感情であり、その後はその感情を持ったことを本人が強く反省していました。

私からは、それは、あなたを本当に大切に思ってくれている人を苦しめるだけで、あなたが抗議をしたい相手は数日もすれば忘れてしまうし、酷いやつなら、それを武勇伝にしてしまうよ、と伝えました。

死んではなりません、自殺事案はどちらが被害者なのかわからないような判断や対応が学校や教育委員会で行われている事例は多数ありますし、隠蔽がひどいものです。

より強くアンテナをはり、危険な状態の子を一人でも多く救えればと思います。

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社会問題を探偵調査を活用して実態解明し、解決する活動を毎月報告。社会問題についての基本的知識やあまり公開されていないデータも公開する。2015まぐまぐ大賞受賞「ギリギリ探偵白書」を発行するT.I.U.総合探偵社代表の阿部泰尚が、いじめ、虐待、非行、違法ビジネス、詐欺、パワハラなどの隠蔽を暴き、実態をレポートする。また、実際に行った解決法やここだけの話をコッソリ公開。
まぐまぐよりメルマガ(有料)を発行するにあたり、その1部を本誌でレポートする社会貢献活動に利用する社会貢献型メルマガ。

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