身体中に内出血も「いじめ」を認めぬ校長と探偵の壮絶バトル

abe20180719
 

毎回、衝撃的ないじめの実態や呆れた学校側の対応などを配信してくださる、メルマガ『伝説の探偵』の著者で現役探偵でもある阿部泰尚(あべ・ひろたか)さん。今回は、被害者サイドからの訴えに耳を貸そうとしない呆れた校長の言い訳、そして「被害者のその後」について紹介しています。

仕組みがあっても穴だらけ、いじめ関連法は校長の一声で否定される

経緯

中学1年生のA君は、小学4年生の時から継続的に同級生のB君、C君から暴力的ないじめに遭っていた。小学6年生の夏休み、プール学習で学校のプールで泳ぎを習っている時に、水着を剥ぎ取られこれをプール脇の水飲み場に捨てられてから小学校を卒業するまで学校には行かなかった

中学は越境して別の学区の中学校に行くつもりであったが、B君、C君は私立中学を受験するということや教育委員会が越境には消極的であまり勧めてもらえなかったこともあり、学区の中学校に進学することになった。

しかし、B君は受験に失敗し学区の中学校に進学してきた。また、小学校からの申し伝えで、いじめの被害者と加害者についての配慮があったはずだが、なぜか同じクラスになっていた

A君と保護者は中学校に抗議をしたが、一度決定したクラスは変更することはできないとのことで、担任教員がよく注意して対応するという妥協策の提示に応じざるを得なかった。

案の定、学校は対応せず、入学4月からA君はB君と新たな取り巻きによって激しいいじめのターゲットにされた。

5月に相談があり、いじめの内容を聞くと…

4月初めは、「ねぇねぇパンチ」といういじめが流行った。それはB君がA君の背後から肩を軽く「ねぇねぇ」と叩き、それに反応してA君が振り返ると、頬と顎の間あたりとスナップの効いたグーパンチをするというもので、面白がった男子生徒はほぼ全員が、これに加わったようだが、その中の数名は表面上面白がっているだけで、内面ではこうした行為を嫌っていた

そのため、この行為が担任の先生に報告され、B君らはそうした行為の中止を指導され、一方的に教員に叱られた。腹を立てたB君らはその日の放課後、A君の机を蹴ったり引っくり返したりした。

その後、この「ねぇねぇパンチ」は止んだが、新たないじめが始まった。5~7名ほどですれ違いざまに、様々な箇所をつねるといういじめで複数箇所を赤紫色の痣があった。身体の傷を見る限り、一度や二度ではない傷痕であった。A君に話を聞くと、日に4、5回多い日には十数回やられていたそうで、この積み重ねが強いストレスになり、一度担任の先生に報告をしたが、「つねるのは暴力とは言わないしやめろと強く言えばいい」と言われ、放置された。

もはや、これでは身も心ももたないと思ったA君は、母親に事情を打ち明けた。母親はすぐに傷を見て、数十カ所痣があるのを確認して、担任の先生に対応を願い出たが、担任の先生の対応は、「Aのお母さんから電話があって、お前らがAをつねるのをやめて欲しいそうだ」という軽い注意であった。

B君らはA君に傷を見せろと迫り、衣類を剥ぎ取ろうとした。クラス内の女子生徒らのグループが、「ここでやるな、巻き込むな」とB君らに苦言を呈したことで、行為は中止されたが、A君は具合が悪くなり、この日のその後すぐに、保健室に行き早退した。

ここまでは、私がその後に聞き取った内容を含んでいる。

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