探しものはなんですか? 客の心を掴む「客の言葉を使う」手法

 

これは特に、クロージングと呼ばれる部分で、重要性を増してきます。いくつかの商品で、決めかねているお客様にとっては、販売員の後押しが必要になることもあります。そういう場面で、「A4サイズも楽に入れられますよ」と一言、お客様が使った言葉を使って背中を押してあげられると、お客様ご自身も納得しやすくなります。

逆に、こういう場面でなかなか決めきれない販売員ほど、

「何でも入るから大丈夫ですよ」
「ある程度まで大きいサイズまで対応しますよ」

と、やたらめったらメリットばかりをお伝えしてしまい、余計にお客様を迷わせてしまいます。

お客様からニーズを引き出すことができたら、その言葉をお借りしてお客様に提案はできているでしょうか? そうすることで、お客様はどんな感じ方をされるかしっかり考えてみると、発する言葉も変わってくるかもしれませんね。

今日の質問です。

  • お客様が使った言葉を使うことの良さは何ですか?
  • 実際に接客をしている際には、どんな場面で、どのように使えるでしょうか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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