米国人は理解不能?日本人を惹きつける「おふくろの味」の破壊力

 

アメリカ人が知らない「おふくろの味」

もちろん、お母さんが料理をする家もなくはないけど、「お母さんの味が恋しい」と思うような食事を出す家庭は、日本ほど人口比に対する割合は多くない気がする。

ただし、夏のBBQで焼くお肉や、11月にある感謝祭で焼く七面鳥の味付けやかけるソースは家庭ごとにこだわりを持つ傾向にある。でも、これらは日常的じゃない。毎日、七面鳥の丸焼きを食べないしBBQもせいぜい夏の間だけだ。 友人イタリア人家族は若干違う。仲良くさせてもらっているイタリア人家庭では、それこそ「おばあちゃんの味」があって、事あることに食事会を開いておばあちゃんの料理を家族や友人たちにふるまっている。

このおばあちゃんの場合は、レストランを出そうかと考えたこともあるくらいなので、もしかしたら少し特殊な例かもしれない。

他には、以前、ジャズを教えてくれていたポルトガル人のジャズシンガーの女性は、ポルトガルに休暇で帰るという話をした際、「ポルトガルの海と自然が楽しみ」と話していた。

ポルトガルは、首都のリスボンの街並みや自然がインスタ映えするということで、旅行系ブロガーやインフルエンサーに人気の観光スポットだそうだ。

食べ物については特に語っていなかった。ささいなことだけど、文化を理解する上で興味深いと思う。

海外に住んでいると母国でしか体験できないものに対して強い憧れを持つ。特に、秋のこの時期は、「何を食べに行こうかな♪」と考えるだけで楽しくなるから、日本の食の魅力は凄いと思う。

image by: shutterstock.com

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ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。

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