すると、お客様に対しては、「買いますか?どうしますか?」ではなくて、「このコーディネートからどれを買いますか?」という提案になっているということなんですね。これにより、0か1かという購買選択ではなくて、10のうちからいくつ買おうかなという購買選択にお客様の頭の中は切り替わることになります。
もちろん、見せ方や、提案の仕方、質問の仕方など、細かいテクニックはたくさんあるのですが、まずは、客単価を上げられる提案の仕方と、そうでない提案の仕方には、大きな違いがあるということを知る必要があります。
実はこれは、商品の数だけではなくて、価格差などでも同じような感覚で使っていくべき提案の仕方です(長くなるので、ここでは省きますが)。
まずは、ご自分の提案が、どちらの提案の仕方になっているかを確認してみましょう。「買いますか?買いませんか?」の提案になっているなら、客単価はなかなか上がっていきません。もしそうなら、どんなやり方に変えていくべきか。時間をかけても良いので、じっくり考えてみてください。
今日の質問です。
- あなたの提案の仕方は、どちらの提案になっていますか?
- 自分が買い物に行って、複数買ってしまうような時は、どんな提案をされていましたか?
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