メリットやデメリットとは、端的に言えば、長所や短所のようなことですよね。メリットでいうならば、
- ○○という素材を使っているから、軽くて楽
- ○○柄なので、背の高い人にオススメ
など。デメリットは、逆に短所になる部分なので、
- ○○だから、価格が高くなっている
- ○○なので、使う人を選ぶ
みたいなものです。そして、ベネフィットに関しては、そのお客様が購入して得られる利益の話になるので、
- 高見えするデザインだから、見栄えが良くなる
- こういう会に持っていくと、周りから褒められる
みたいな情報のことを指します。つまり、本当の意味で商品知識があるということは、知識を持っていることで、目の前のお客様に、どんなメリットやデメリット、ベネフィットがあるかを伝えられるということなんですね。ここまでできて、初めて商品知識があると言えるのです。
ご自身の書き出した商品知識を見直してみてください。単なるウンチク的な知識に止まってはいないでしょうか?それでは、お客様が本当に求める情報を提供することはできません。そこから先、その知識を以って、お客様にどんな情報を提供できるか?そこまで考えてみましょう。
本来、これは、新入荷商品などが入るたびに考えるべきことです。ぜひ、やってみてください。
今日の質問です。
- 商品知識とはどんなものを指すのか、定義づけをするとしたら、どう定義しますか?
- お客様にメリットやデメリット、ベネフィットを伝えられる知識を持つには、普段からどんな視点で商品知識を得なければいけませんか?
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