なぜ人は「70%の稼働率」と聞いても全く危機感を抱けないのか?

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他人に何かを説明する際、使われることの多い「数」。数ほど正確なものはなく、相手に伝わりやすいと思ってしまいがちですが、実は表現方法次第で理解度も変わってくるとするのは、接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさん。坂本さんは自身の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』で、より理解度が深まる「数字を用いた伝え方」を紹介しています。

数を変換する

世の中には、様々な「数」があります。ものを数える時にも、表現する時にも、数を使うことは多いですよね。そして、お店でも同じように数を使います。この「数」を使って相手に何かを伝える時には、変換する意識を持っていると伝わりやすくなる場合があります。

「数」というものは、基本、曖昧な表現ではなく、正確な数値で表現するものなので、そもそも、相手には伝わりやすいものです。しかし、自分がそう思っていても、必ずしも相手にも伝わっているとは限りません。時にはイメージしにくい場合もあるからです。

例えば、マッサージ店などで、「うちのベッドの稼働率は、70%です」という話があったとしましょう。自店でスタッフミーティングなどをする時には、こういう数がよく出て来ます。ただ、70%という数を聞いても、ピンと来ない人も中に入るわけです。

なんとなく意味はわかるのですが、70%が具体的にどのくらいなのかが、わかりにくいのですね。70%なら良いように聞こえてしまうでしょうし、だから、危機感も生まれにくかったりします。

しかし、これが、「うちのベッドは、10日間の内7日間しか稼働していない」と表現されると、どうでしょうか?70%の稼働率ということは、単純に30%の空きがあるということなので、10日間で計算すると、3日間はまったく動いていないことになります。1ヶ月で計算したら、約9日間もの間まったく利益を生んでいないことになるんですね。

ただ数の表現の仕方を変換しただけなのですが、そうすると、「あれ?9日間も無駄にしているのか?」と、その数が理解できるようになってきます。こうやって聞くことで、途端に危機感が生まれ、「もっと稼働率を上げないといけない」と感じるようになってくるのです。

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