パワハラコーチ追放を。「スポーツ指導者育成」という新ビジネス

 

スポーツ指導者養成機関

彼らは、スポーツの指導者の多くがコーチングをしっかりと学んでいると思っているようでした。ですから、「コーチング」の専門家が出る幕はないと考えているようです。大きな誤解ですね。

確かに、青山学院大学の原監督のようにコーチングの理論を駆使してチームを強くした方もいます。しかし、そうした例はまだまだ少ないです。地方の無名のチームならば、なおさらだと思います。指導者の皆さんにとっては、自分の経験が頼りです。そんな状況を不安に思っていることでしょう。

そこで、あなたのお店の出番となります。現役のスポーツ指導者や指導者を目指す人を集め、「スポーツ指導技術を習得させてはいかがでしょう。もちろん有料です。今まで、そうした技術をしっかりと学べる機関がたいしてありませんでした。しかし、世の中は優秀な指導者を求めているのです。

この養成機関では、コーチング、スポーツ心理学、メンタルトレーニングなどスポーツ技術以外のことを学びます。同時に、トレーナー技術、栄養学、コンディショニング法などもカリキュラムに入れなければいけません。技術向上や戦略構築のためのデータ分析法が学べればなお良いです。

そして、この養成機関を卒業した指導者を、有料で各地のスポーツチームに派遣します。その紹介窓口は全国のスポーツショップです。スポーツショップは、それぞれ地元のスポーツチームとつながっています。優秀な指導者が紹介できるならば、商売にも役立つことでしょう。

ついでに言えば、スポーツ指導者の資格には、良い名称をつけることです。そのうえ、体育協会とかスポーツ庁とかどこかのお墨付きがもらえれば、言うことありません。資格には、1級とか上級とかレベルを設けるのも良いです。

いかがでしょうか。こんな新規事業が出来れば面白いとは思いませんか。スポーツショップとしては、まだどこも手を付けていない事業です。検討されてみてはどうでしょう。

■今日のツボ■

  • ビジネスの成長のためには、新規事業も必要である
  • スポーツ店が「スポーツ指導者養成機関」を経営してはどうか
  • スポーツ店は優秀な指導者を紹介して地元のチームに貢献する

image by: Shutterstock.com

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ワン・トゥー・ワンコンサルティング代表。スポーツ用品業界での経験と知識を生かし、業界に特化したコンサルティング活動を続ける。
スポーツ用品業界在籍33年の経営コンサルタントが、スポーツショップの業績向上法について熱く語ります。スポーツショップのために書かれた、日本初のメルマガです。ここには、あなたのお店がかかえている問題を解決するヒントがいっぱいです。

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【著者】 梅本泰則 【発行周期】 週刊

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