それは敗北宣言。他人を「どうしようもない」という人がダメな訳

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「どうしようもない人がいて困っている」という愚痴をいう人は、実は自分もそう思われている可能性がある…。そんな衝撃的内容を記しているのは、無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者で現役教師でもある松尾英明さん。今回の記事では、そんな「どうしようもない」人をどうにかする方法を紹介してくださっています。

「どうしようもない」をどうにかする

働き方改革に関連して、快適な職場環境をどう作るのかという話。

メルマガを発行していたり外で話したりしている立場上、色々な方から相談を受ける。中に「周りにどうしようもない人がいる」という愚痴を聞かされることが結構ある。

気持ちはわかる。どうにもしようのないとしか思えない人はいる。しかしそれは、そう思ってしまった時点で、自分もそう思われている可能性があるということを伝える。なぜなのか。

どうしようもない、という相手がいる場合、それは自分にとってどうにも対応のしようがないということである。自分にはお手上げということである。つまり突き詰めると、自分の能力が不足しているのである。周りがそんな自分を「優れた人」「素晴らしい人」と評価することはない。

一方、その「どうしようもない相手をどうにかしてしまう人も必ず存在する処理能力が高いのである。そこの人物と比較されてしまった場合、何と言い訳できるのか。これが「あなたもどうしようもない人と同じ」と言われてしまう可能性のある所以である。

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