個人的には、こういった理由をしっかり考えるのは、とても大切なことだと考えています。なぜなら、その理由の中には、自店の顧客を増やすヒントが確実に眠っているからです。そのヒントを知ることで、自店でできることや、やるべきことが少しずつ見えてきます。もちろん、自分の理由だけではありません。
私は仕事上、いろんな世代の人と出会うことが多いのですが、そういう人たちにも、通っているお店がどんなところなのか、そして、なぜその店に通うのかを聞く機会があります。特に、10代や20代前半の若い世代の人たちは、私の感覚とは違う理由を持っていることも多く、とても参考になることがたくさんあります。そんな部分からヒントをもらい、接客や営業の糧にさせてもらっているのです。
お店だろうと、会社だろうと、顧客がいなければ、必ず立ち行かなくなってしまいます。顧客になってもらうためには、もう一度足を運ぶだけの理由がなければいけないのが事実です。その理由は一体何なのか?そして、その理由を作るために、どんなことが必要なのか?
ぜひ、ご自身でも考えていただき、周りの人からの情報も得てみてください。必ず、何かしらのヒントが見つかります。
今日の質問です。
- どこかのお店に、無意識にもう一度通ってしまった理由は何ですか?細かく追求してみましょう
- その理由を、自店のお客様に持ってもらうとしたら、どんなことができそうですか?
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