増税延期でダブル選か。予算100兆円報道から透けて見えた魂胆

 

野党間に思惑のズレ

【毎日】の1面はトップに予算成立」。左肩に「日産」、中央に「新元号」。2面は「日産」についての大きな解説記事。左肩に「馬毛島」についての記事。3面は解説記事「クローズアップ」で「予算成立」とその後の国会について。

改めて「予算成立」については、1面トップと3面の解説記事「クローズアップ」、5面には野党共闘についてと社説、6面は消費税増税対策についての関連記事。

uttiiの眼

5面記事は、見出しに「野党共闘 見通せず」とあり、「各党の思惑がズレて展望が開けていないさまを伝えようとしている。

「統計不正」について野党は、アベノミクス失敗の「証拠」として、「毎月勤労統計」の調査対象入れ替えの前後で共通の事業所を比較するデータ(実質賃金の参考値)を出すよう迫っていたが、「厚生労働省は公表の可否判断を4月以降に先送り。統計不正問題は消化不良に終わった」とする。

他に、野党は名護市辺野古の新基地建設問題や桜田五輪相の閣僚としての資質でも政府を追及したが、「逆に的が絞りきれず低調な論戦となった」とする。

そうした状況の中、記事の最後段には、安倍首相が再び旧民主政権を批判したことが取り上げられている。安倍氏は参院予算委で、旧民主政権が導入した「子ども手当」につき、「あの頃、愚か者と考えていた人は多いのではないか。率直に言って私もその一人だ」と述べ、特に野党の旧民主党出身者は反発しているという。

これはかなり激しい議論になったようで、自由党の森裕子議員、国民民主党の田名部匡代議員などとの間でヒートアップしたようだ。《読売》は、後半国会の「幼児教育・保育の無償化」の議論もあまり激しいものにならないと予想していたようだが、案外、分かりやすい論点につながり、激しい議論が期待できるかもしれない。

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