読者からのさまざまな質問に回答してくれる、メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さんの元に、今回は、「腕のいい町医者の見極め方を知りたい」という読者からの質問が寄せられました。永江さんは、インターネット上の情報ではなく、同業者や医者と関わりの深い業種の人からの情報収集をオススメしています。
腕の良い町医者の探し方
Q.
永江様の専門外と思いますが、思われることを教えてください。いい町医者の見極め方。または、何科にかかれば良いのか?
「目が痛いから眼科に行く」「腰が痛いので整体へ行く」ことは普通にありますが、実際に診てもらうと「特に問題はありません。しばらく様子をみましょう」と辛い症状はあるものの医者に「お帰り下さい」と言われることがあります。
その結果、「目が痛いから眼科に行くが、目の痛みの原因は目以外にあった。だから発見が遅れた」「腰が痛いので整体に行くが、腰の痛みの原因は内臓にあった。だから発見が遅れた」等は実際によくあると思います。
インターネットで自分の症状を調べれば病名は無数にありワケがわからなくなります。また病院の待ち時間の長さを考えるとあっちもこっちも受診しに行くことが困難です。
このケースはどのような初動を起こせば良いのでしょうか?自分のこと、家族のこと、田舎に残した身内のことを思うと、いざという時の初動パターンを知っておくべきと思います。
ぜひ永江様のお考えをお聞かせください。よろしくお願いいたします。
永江さんからの回答
腕の良い町医者の見極め方は、ズバリ同業者の紹介が一番だと思います。
わたしもどこか不安なところがある時は、毎年受ける日赤の健康診断で、問題がある箇所の再診や経過の観察は最寄りの個人病院に紹介状を書いてもらってます。Googleプレイスや病院の口コミサイトなんてデタラメだらけで全く信用出来ないので無意味ですね。
あとは少し裏技ですが、コネを使うという手もあります。例えばもし自分が胃がんと診断され、すぐに病院を探さなければならないという場合、わたしならサーフィン仲間にオリンパスに勤めている人がいるので、内視鏡手術の名医を紹介してもらいますwこれは内緒にしてください。
実際、わたしが今通っている歯科を知ったきっかけも、たまたま釣りに連れて行った友達が近所の歯科技工士で、十数件の歯科と契約している中で一番腕が良いところはどこか聞いたところ「間違いなくここです」と教えてくれたことなんです。型の取り方だけ見れば技量が分かるとのこと。
もし歯医者さん選びで迷ったら、近所の歯科技工士さんをつてで探して「言いづらいと思うのですが……」と思い切って聞いてみるのが一番だと思います。
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